石破 茂 です。
 今週月曜日に自民党立川支部女性部で講演を行いました際、「日本で一番住みたい団地」とも言われている大山(おおやま)団地を取り上げてお話しさせていただきました。
 事前の下調べの時、「2004年以降、孤独死ゼロ」という新聞の見出しを見て、孤独死が大きな社会問題となっている今、どうしてそんなことが可能なのかと思ったのですが、昨年3月まで15年間の長きにわたって自治会長を務め、活動を主導してこられた佐藤良子さんの著書「命を守る東京都立川市の自治会」(廣済堂新書)を読んで得心がいくとともに、このような取り組みが本当にあるのだと深い感銘を受けたことでした。
 団地の中で一人で暮らしておられる高齢者の方の大きな悩みは「具合が悪くなっても誰も来てくれない」「死んでも、誰も看取ってくれないし、葬儀も出してもらえない」ということでしょうが、そんな寂しく、悲しい人生の終わりを迎えさせたくない、佐