お世話になっております。
ループス・コミュニケーションズの直人です。
今回はタイトルの通り、弊社で利用しているRFP(提案依頼書)の雛形を紹介してみようと思います。
ファイルのダウンロードは以下のリンクからどうぞ。
「ループス・コミュニケーションズ提案依頼書(RFP)雛形」をダウンロード
多分、最初はITCにあったやつをベースにしていたと思うのですが(うろ覚え)、予算規模が2億5000万円なところからしてWEBアプリケーション開発時の提案依頼としてはあまり役に立たなかったため、何度か修正して今の形に至ります。
RFPって何
一般的には「提案依頼書」と言われています。説明としては@ITの解説が詳しいと思います。
提案依頼前の情報収集で使うRFI(Request for information)、提案受領後の見積もり依頼を行うRFQ(Request for question)と
セットで紹介されることが多いです。WEBアプリケーションのような小規模なシステムではRFPだけで済ませる場合も多いと思います。
このエントリで扱う「RFP」は、提案とその提案を実現するためにかかる見積もり作成を
併せて依頼するものとします。・・・させてください。
RFP作成のヒント
このRFP、大事大事と言われる割にはWEB上に大した情報がありません。
私も最初に書く時は困って、数千円出して書籍を購入してみたりしたのですが、どうも内容が抽象的であまり参考になりませんでした。説明が抽象的にならざるを得ないのは、依頼したい提案の内容や規模が、それこそ千差万別だからでしょう。逆に言えばもう少し対象を絞ったら有益な情報がネット上で共有できるんじゃないか、そんな気持ちから、このファイルを公開させていただきました。
このエントリで扱う典型的なプロジェクト
大体以下のような案件を扱っている方でしたら少しは参考にしていただけるかと思います。
- 専らHTTPでやり取りするシステム(パソコン、携帯、その他)。
- 依頼する提案の予算が1,000万円~5,000万円くらい。
(なんとなくです、なんとなく)
規模とか予算の話になると、いきなりハードが、とか商流が、とか銀の弾丸が、とかいう突っ込みが入りそうですがなんとなく、です。はい。
ダウンロードしてみたんですけど中身すかすかじゃないすか
すみません、すかすかです。
中身については1回のエントリで書くと長くなりそうなので何回かに分けさせてください。
今後、今回掲載した雛形をベースにして、章やテーマごとに普段弊社がどういった内容でRFPを作成し、パートナーの方々に投げているかをのんびり書いていきたいと考えております。
書いていくのは、あくまでループスがどうしているか、ということでして私が一応捨てずに取って置いているRFPの本に書いてあるようなきっちりとした根拠のある、教科書的に正しい内容ではないかも知れません。
どうぞご了承いただきまして、またホントに次回があれば
その時はどうぞよろしくお願いいたします。