JRDB鈴木永人・Nさんの日記」

菊池:今週もよろしくお願いいたします。
   さて、先週の新潟記念は、このレースとしては堅く収まりましたね。

鈴木:確か1番人気が過去10年で2着1回だけだっけ。
   荒れる重賞だったはずなんだけどね。まあでもマーティンボロは斤量補正された
   IDM調整値でも一番手だったし、スタミナのある馬なので妥当なんだと思う。

菊池:2着のクランモンタナは、先週のこのブロマガで鈴木さんの推奨馬でした。

鈴木:ただクランモンタナが5番人気だったというのは凹むなぁ~。
   過去歴調べてこの馬の特徴を考えたらここでの適性は高いと思ったんだけど、
   世間も同じことを考えていた
()
   世間の競馬を予想する力が確実に上がってるんじゃないか?と思うね。

菊池:本当ですよね。この頃は本当にそう思います。
   さて、今週も馬場の話しからいきましょう。

1:『馬場のお話』のページ


<新潟競馬場・ダ>

鈴木:金曜日に10mmの雨があって、その影響でダートは稍重スタート。
   それがどんどん乾いていった1日。
   日曜日は未明に雨が降ったけど、馬場にはそれほど影響を与えなかった。
   同じ良馬場でも先週と比べると時計的に少し速いという状況だった。

菊池:予報の割に週末は雨の影響を受けませんでしたね。今週末も同じような状況かも。

<新潟競馬場・芝>

鈴木:芝は水捌けがいいので土日とも良馬場。馬場が硬いので時計は出ているけれど、
   馬場が荒れてきているのでようやく外が伸びる状況になってきた。
   ただ大外が伸びるというよりも馬場の真ん中くらいが、
   外に持ち出すロスも少なくて丁度いいという具合。

菊池:こちらもそう雨の影響はありませんでしたね。
   ただし、外回りの逃げ馬はいよいよ立ち回りが難しくなってきました。
   内回りはまだ前残りもあるので注意しましょう。

<小倉競馬場・ダ>

鈴木:木曜日にかなりの量の雨があって土曜日は一日重馬場の脚抜きが良いダート。
   当然時計も速かった馬場。日曜日は回復して1日稍重馬場。
   ただ午前中よりも午後の方が、少し時計は掛かってきていた。

菊池:競馬の最中にどんどん乾いていきましたね。

鈴木:それにしてもサクセスグローリーの時計は優秀で、
   同日の
1000万下よりも速い時計で圧勝。
   馬体から資質はかなり期待できる馬だったけど、ようやく実が入ってきたかな。

菊池:血統的にも期待大で、これからどんどん上に上がって欲しいですね。 

<小倉競馬場・芝>


鈴木:馬場はかなり荒れてきていたんだけど、それでも内がちゃんと伸びて時計も出た。
   日曜日になってようやくレースによっては厳しい展開になって
   外差しが嵌るレースがチラホラ出てきたけど、
   最終レースも内を回った差し馬2頭が抜け出す決着。
   最終週でこれだから、昔のように「小倉の末期は外差し天国」なんて状況が
   毎週続くことはもうないのかもしれないよね。

菊池:エクイターフは強いですね。
   福島同様に、よほどの傷みがないと外差しには寄らない。
   小倉2歳
Sは外伸び馬場というよりもペースの影響が大きかった印象でした。

<札幌競馬場・ダ>

鈴木:木曜日に10mmの雨があって金曜日の段階では稍重馬場。
   それが金土日で少しずつ乾いて時計が掛かっていく状況だった。
   馬場差で言うと土曜1Rが「
-5」で日曜12Rが「0」。
   砂が乾いて重くなっていったのが分かるような時計変化だった。

菊池:土日の間で馬場の変化が大きかったですね。
   その日曜日の最終レースはハイレベルな内容でしたね。

鈴木:日曜日は特に重くて上がりが掛かってスタミナが問われるレースばかりだったね。

<札幌競馬場・芝>


鈴木:芝は見た目に大分荒れてきているけど、最後まで内を通った馬が
   上位に来るレースが多くて、結局外有利という馬場状況は来なかった。
   小倉同様に外伸び馬場というのはこの先もないのかもしれない。

菊池:札幌は終始、極端な内外のバイアスがないままでしたね。

鈴木:時計的には使う毎に時計が掛かっていって、土曜2Rと日曜メインでは
   「9」くらい違ってる感じ。推測だけど札幌もこれで終わりなので日曜日は
   あまり頑張って馬場整備してないんじゃないかな、と思う。

菊池:札幌記念がピークですから、その後は自然体そのものだったんでしょうね。
   今年の北海道は雨がたくさん降って災害もありましたが、
   競馬にはそう影響しませんでした。

2:『ストックホース』のページ


~パドックから見た、今後条件付きで狙える馬~

菊池:週ごとに、鈴木さんがパドックで見た馬の中で、
   今後条件が合えば活躍できそうな馬
   まずは、ここから聞いていきましょう。