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遠足のバナナ問題から考える、法解釈とその種類【前編】:倫獄
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遠足のバナナ問題から考える、法解釈とその種類【前編】:倫獄

2024-09-01 19:59
    皆さん、おやつは300円までです。
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    こんにちは、倫獄です。
    この300円ルール、小学校などの遠足で定番ですが、「バナナはおやつに入りますか?」というお決まりの疑問とセットで語られることが多いですよね。
    一見すると言葉遊びのような質問ですが、

    実はこれ、真面目に考えると、法律学における解釈の奥深さが隠れているのです。

    今日は法解釈とその在り方について勉強していきましょう。

    ◆◇◆解釈が複数ある!?法解釈の難しさ◆◇◆



    法律のある条文をどう解釈するかには、時に複数の方法や見解が存在します。
    以下の例を見てみましょう。

    廃棄物処理法16条
    何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。

    これを読んで、すぐにその意味がわかるでしょうか。
    例えば、裏庭の竹林が邪魔になってきたので、伐採して燃やした灰を庭に放置していたとします。

    さて、この灰は「廃棄物」と呼べるでしょうか?
    廃棄物だとして、自分の庭に放置することを「捨てる」と言えるでしょうか?
    「みだりに」という文言も気になりますね。

    この条文だけを一般の人に見せたら、その解釈はかなり多様なものになるでしょう。

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    • 2024/11/23
      よーそこの若いの俺の言うことを聞いてくれぇ……な話:デゴチ
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