第28回 誰も望んでいないミッキーのW杯総括!「これじゃ“インポ・ジャパン”だ! 次はザックじゃなくてボッキだ!」
茫然自失!
我らのジャパン・サッカーは2敗1引き分け。
惨敗である。
いくらなんでも1勝はするだろうと思っていたから、これじゃ「インポ・ジャパン」だ!
敗因の第一は、本田や長友らが「目標は優勝」という大口を叩き、選手みずからが己にあまりにも重たいプレッシャーを掛け過ぎたこと。
そのために、「自縄自縛」「自業自爆」(本来は自業自縛。オレの造語)になってしまった。
第1戦のコートジボワール戦で本田のシュートが決まったまでは良かったものの、後半、相手のエースであるドログバ(36歳)が出てきてビビリ、1点を失って完全にウロたえてしまう。1点はしょうがない。
だが、立て続けに、同じ所(日本の左サイド)から2点目を取られたことが致命的である。
コートジボワールの作戦勝ち。
香川と長友の日本のストロング・ポイントが、相手からしたら最大の日本の守備の弱点であることを見抜き、そこを徹底して突いたのだ。
1点目で修正できなかった日本は負けるして負けたといえる。
敗因の第二は、監督・ザッケローニの戦略・戦術のミス。
≪※編集部注:またも誰も頼んでいないのに&何の断りもなく、今回もサッカー評論家としてシラーッと執筆する模様です。≫
特に第2戦のギリシャ戦は、ひどすぎる。
ザック以上の監督だったら、南アフリカ大会の監督・岡ちゃんだったら確実に勝っていたと思えてならない。
まず、先発メンバーでのミス。
なんで、岡崎がふだんの右ではなく左なの? わけわかんねえ!
なんで、香川と遠藤が途中出場なの?
ギリシャみたいな守る相手こそ、前半で点を取り、ギリシャを前がかりにする戦略を取らないのか。
案の定、ギリシャはレッドで退場させられてからは引き分け作戦で、ガッチガチの守りに徹してしまった。
前回の原稿で指摘したように、守る相手に日本はてんぜ弱いのだから。
≪※編集部注:だから“前回の原稿で指摘した”って、おまえはいつからサッカー評論家になった!……それと“てんぜ弱いんだから”は“てんで”だと思われるが、ちょっとおもしろいので原文ママ≫
次に、後半。
なぜ3人目の選手交代をしなかったのか!
オロオロするばかりで打つべき手を忘れ、勝機を失ってしまった。
ここは、ドリブルで突破できる斉藤学か、鋭い動きの柿谷に交代するのが監督の仕事というものだ。
ザックは、W杯前に「日本らしい攻めるサッカーをやる。普段どおりのサッカーをやる」と、言っていたのになんやねん。
優柔不断のこのインポ監督が!
ギリシャ戦のラストのパワープレイ(アイスホッケーから転用。人数をかけ超攻撃態勢にすること。今回の場合、背の高いバックスの吉田麻也をフォワードの位置に)は、まさに笑止千万。
アホの二乗。
コレじゃ、腐ったマンコの投げ売りや。
≪※編集部注:下品な表現を筆者になりかわり謝罪いたします。ペコリ。≫
今まで1回もやったことがないことをしても失敗するのは、童貞がアナを見つけられずに失敗する以上にわかりきったこと。
そして、大久保をW杯メンバーに入れるのが遅すぎた。
今の日本チームのサッカーは「パッパ」である。
「パッパ」とは、パッパ、パッパと動きまわり連動してシュートを決めるサッカーである。
ならば、W杯前から大久保を入れ、連携をより密にしておくべきだった。
実際、大久保の動きはキレキレで凄く良かった。
だが、いかんせん、連携ができていなくて、結局、1点も奪えなかった。
W杯で大久保を選ぶなら、大久保と同じチーム(川崎フロンターレ)の中村憲剛もセットで選び、W杯でもこの二人をセットで起用すれば、もっと点が取れていただろう。
今回のチームは、前評判もよく、オレも今までのチームでは最強で期待もしていた。
だが、このテイタラク。
次回のW杯でぜひともベスト8になってもらうためにも、ザックみたいなオンボロ監督は絶対ダメで、ぴんぴんの勃起な監督を招いてもらいたい。
合言葉は「次は、ザックじゃなくてボッキだ!」で決まり。
≪※編集部注:おそらくこれが言いたかっただけだと思われ。≫
今回のブラジルW杯(6月25日現在)での特徴のひとつに、交代選手が活躍している事実がある。
これの原因は、高温多湿のブラジルの気候のせいといえる。
それも、夜に試合をすればいいものを、真昼間にやるから、後半、バテている相手に疲れていない新鮮な選手が競り勝つのは小学生でもわかりきったことだ。
足を吊る選手が多いのも同じだ。
日本が負けた一因も、この最悪のコンディションの悪さがあったといえる。