第69回 あなたも高級キャバクラの権威にびびる負け犬ですか?
最近、権威や格に弱い人が多すぎる。たとえば飲食サービス。高い金を払った場合、求めるものは当然に高く厳しいものになり、逆にあまり金を払っていない場合、低く、緩くなるはずである。ところが実際的には逆転現象が起きてしまっている。創業ウン十年、政治家や大企業トップ御用達の老舗高級飲食店ではそれなりの金を払わなければならない。店サイドに求めるものは滅茶苦茶高くなるはずだ。もし、金に見合わぬ料理が出てきたり、サービスが行き届かないものなら、おかしいではないかと一喝しなければならない。