2008年 ツアー・オブ・ジャパン 東京ステージ

2008年 第12回ツアー・オブ・ジャパンの成績は下記のものになります。

[個人総合時間賞]
1位 キャメロン・マイヤー(サウスオーストラリアドットコム・AIS)
2位 ジェイ・クロフォード(トレック・マルコポーロ)
3位 ビンチェンツォ・ガローファロ(NIPPO・エンデカ)

[個人総合ポイント賞]
1位 西谷 泰治(愛三工業レーシングチーム)

[個人総合山岳賞]
1位 ビンチェンツォ・ガローファロ(NIPPO・エンデカ)

[団体総合時間賞]
1位 サウスオーストラリアドットコム・AIS

サウスオーストラリアドットコム・AISが大活躍の年でした。
堺ステージのザッカリ・デンプスター選手、奈良のウェズリ・サルツバーガー選手に加え、南信州ではサイモン・クラーク選手がステージ優勝を決め、個人総合時間賞をキャメロン・マイヤー選手、団体総合時間賞も獲得しています。

■栗村コメント
この年は韓国のソウルサイクリングが魅せました。
クイーンステージの富士山ステージでステージに2位に入ったゴンヒョソク選手が総合でも首位に立ち、伊豆ステージを乗り切れば総合優勝というところまできていましたが、伊豆ステージでのライバルチームの猛攻をチーム全体で凌ぎきれずに最後に崩壊。結局、総合成績を7位まで下げてしまいましたが、それでも韓国勢としての可能性を示した素晴らしい走りだったといえます。
総合優勝を飾ったキャメロン・マイヤー選手は、後にツアー・ダウンアンダーで総合優勝を飾り、ツール・ド・スイスでもステージ優勝を挙げる活躍をみせることになります。

2008年 ツアー・オブ・ジャパン 東京ステージ
ステージ優勝はムロズ・アクション・ユニカのマルチン・ゲンプカ選手

2008年 ツアー・オブ・ジャパン 東京ステージ
総合ポイント1位の愛三工業レーシングチームの西谷泰治選手は「チームメイトがケガをしてしまったため、今回のレースは苦戦した。しかし、みんなで気持ちを盛り上げたことで、チームとしての士気を高めることができた。」とコメントしています。

2008年 ツアー・オブ・ジャパン 東京ステージ 
■「NEXT TOJ 〜TOJ歴史を振るかえる〜」とは……
今年でツアー・オブ・ジャパンは第20回大会を迎えます。
国内でも有数の歴史を誇る、TOJをみなさんに楽しんでいただければと思い、写真と共に振り返ります。