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  • もう一度 母の子に生まれたい

    2024-05-09 15:14  
    2006年2月1日京都伏見で起きた京都伏見 介護殺人事件をご存知だろうか。当時54歳の男性が生活苦から親子心中を図り認知症患者の86歳の母親を殺害した介護殺人事件。父、母、子1人の3人家族。1995年父親が病で亡くなり母親が認知症を発症。症状は徐々に進んでいき母親の介護は10年続き夜中に徘徊する母親は警察の保護になることも。。男性は仕事も休職し介護に専念することに。その為に収入が無くなり生活保護を申請するが休職中を理由に申請は却下。母親の症状がさらに悪化しやむなく退職。再度の生活保護の相談も『失業保険』を理由に受け入れられなかった。介護サービスの利用料、家賃、光熱費を払えなくなり仕事が見つからないまま失業給付も終わる。やがて男性は母親との最期を考えるようになる。2006年の真冬にコンビニでいつものパンとジュースで最後の晩餐をしたあとに母親の車椅子を押しながら思い出の河原町界隈を散策。河川敷