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shell macさん のコメント


艦これは1秒もやったことないですが統計学に興味があるので適当にコメントしますけど気を悪くしないでいただけると嬉しいです。
データはどのように得ましたか。(偏りがないかどうかを知りたいので)また
対数変換後の正規分布に従うのは素晴らしいのですがモデルの残差は一定ですか?またそれぞれのデータは独立ですか?
あとモデル選びはどのようにしましたか?全然ゲームをプレイしてないのに言うのもおこがましいのですが、相互作用
項が無いのがきになるです。t値を見て相互作用項は一つづつ落としたんでしょうか?それに経験値のp値がp=0.3808と
高いのにその項目がモデルから落ちてないのは何故ですか?あと調整済み決定係数R^2もみたいです。
それに推定値が0.00~と軒並み小さすぎて直感的にわかりにくいです。対数変換したならちゃんと解釈もしてほしかったです。
というか、推定値が0.001以下でp値も0.01より小さいので多分、t値は3に近い気がします。そうなると標準偏差は0.0003ぐらい。
95%信頼区間は0.0007~0.0013ぐらい?。多分指数関数とっても推定値は1.0007から1.0013でなんだかなーと思います。多分時間のスケールがおかしいのかも。。多分いまの時間変数のスケールは1分ごととかでものすごく推定値が小さくなってると予想してみるテスト、なんでそれを50で割って50分毎の単位に直すとか、とにかく時間のスケールは変えたほうがいいと思います。それでもこんな結果になるんだったら、Box-Cox変換で本当に対数変換でいいのか見るとか。
あと弾数の係数が負になることですが、他の項目を考慮した上で符号がかわっちゃうぐらいなんで、やっぱり相互作用項は必要なのでは。もし弾数に対して単回帰した場合と符号が変わる場合、明らかにデザイン行列の列が直交してないってことなんで。それか、、、そもそもデータの釣り合いが取れてないとか。釣り合いが取れないと不公平な比較になることはよく有りますよ。
No.1
130ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
後藤和智の若者論と統計学っぽいブロマガ 第37回:【科学・統計】回帰分析で見る「艦これ」遠征 前回(第36回「古市憲寿は「艦これ」の提督になったらどうだろうか?――『誰も戦争を教えてくれなかった』批判」)に続き、人気ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」(角川ゲームス・DMM.com、2013年。以下、「艦これ」)ネタになってしまって申し訳ありません。ただ、今回は、「艦これ」というゲームをプレイされる提督の皆様に向けて、「艦これ」を統計学的に見たらどうなるのかということの一端を示してみようと思います。 今回採り上げるのは、「艦これ」というゲームにおいて、作戦に欠かすことのできない資材を貯めるために行う「遠征」です。遠征には主にデイリー・ウイークリー任務を消化するために便利な15分~1時間程度のものから、大量の資材を手に入れられるものの大幅に時間がかかるものまで様々です。各資材は自動的には貯まるものの、ボーキサイトは3分で1、それ以外(燃料・弾薬・鋼材)は1分で1というペースでしか貯まらないので、遠征も併用して貯めていくのが一番でしょう。 本稿では、そんな「艦これ」の遠征時間をモデルによって推測し、最も効率のよい遠征は何かを検討してみたいと思います。使用するのは回帰分析ですが、遠征には、極端に時間の短いものから、数時間程度のものがいくつか、そして極端に時間が長いものが小数、それぞれ存在しています。モデルによって予測するときには、目的とする変数がどのような分布になっているのかが重要になります。またモデルによる予測には、適切な予測モデルを設定する必要がありますが、今回取り扱う「艦これ」遠征の時間の場合は、負の値が予測されてしまうという事態はできる限り避ける必要があるでしょう。 下の図に、遠征時間の分布(2013年12月10日現在。全26種類)を示してみました。使用したのは累積分布で、横軸に時間を設定し、それ以下の時間となる遠征がどれだけの割合(総数を26で割った数)で存在しているかを示しています(確率分布で言うところの確率分布関数にあたります)。これのパラメータを計算すると、平均値はおよそ11.8時間、標準偏差はおよそ17.7時間というものになっており、正規分布を使用した予測だと確実に負の値が出るでしょう。そこで時間を対数に変換すると、平均値が1.46、1.53となるほか、これに基づいて分布を対数正規分布で予測すると、実際のデータの分布とかなり一致します。 念のため正規性の検定と呼ばれる検定(手法はShapiro-Wilk検定。帰無仮説:「データは正規分布に従っている」)も行いましたが、時間をそのまま使うとp値は0.0001以下になりますが、対数をとった場合は0.9320になるので、時間のほうは対数を使って予測した方がいいということになります。 予測は対数正規分布に基づく一般化線形モデルを使って行います。モデルの例として、次のようなものを使います。また、こちらの分析では、任務消化的な意味合いの強い「潜水艦派遣演習」「潜水艦派遣作戦」を除いています。データは自分で確認もしていますが、念のため「艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki*」( http://wikiwiki.jp/kancolle/ )で指摘されているものを使用しています。 log(時間) = 切片 + 経験値*係数 + 燃料*係数 + 弾薬*係数 + 鋼材*係数 + ボーキサイト*係数 + 誤差項 分析結果は次の通りです。係数とp値のみ示します。 切片 -0.1286(p=0.8651) 経験値 0.00926(p=0.3808) 燃料 0.00372(p<0.0001) 弾薬 -0.00215(p=0.0087) 鋼材 0.00145(p<0.0001) ボーキサイト 0.00346(p=0.0037) 弾薬がマイナスになっているのが気がかりですが、これは時間がかかる遠征では弾薬が入手できるものが少ないのも影響しているかもしれません。参考までに時間(対数)との相関係数を示すと、 経験値 0.827411725 燃料 0.360461968 弾薬 0.052524858 鋼材 0.541898128 ボーキサイト 0.596626807 となっており、弾薬については他のパラメータも考慮してしまうと、最終的に係数が負になってしまうのでしょう。 以上の結果から、おすすめの遠征をいくつか挙げておきます。ただし、遠征の回数が多くなると、その分燃料と弾薬(特に燃料)を消費してしまうので、その点もうまく調整して行う必要があります。 長距離練習航海(実時間30分、予測時間53分29秒) 30分でできる任務ですが、弾薬を消費しないのと、駆逐艦4隻でできることから、弾薬を貯めたいときに役立ちます。 警備任務(実時間20分、予測時間1時間17分23秒) 20分でできるのでデイリー任務消化に役立つという認識があるかもしれませんが、少量ではありますがボーキサイト以外の資材を手に入れることができます。ただし燃料・弾薬の両方を使うので、睦月型駆逐艦を中心に編成しましょう。 海上護衛任務(実時間1時間30分、予測時間1時間55分26秒) こちらも弾薬を貯めたいときに重宝する遠征です。弾薬を消費しない上に、燃料と弾薬が時間の割にはたくさん手に入るので、この2つを貯めたいときには積極的に使っていきましょう。 タンカー護衛任務(実時間4時間、予測時間5時間38分31秒) 純粋に燃料を貯めたいときに効果を発揮します。遠征に派遣する艦は1-1で戦意を上げておいて、「大成功」が出せるようにすると、より一層効率が高まります。 西方海域封鎖作戦(実時間25時間、予測時間27時間33分56秒) 超長大な遠征ですが、大量の鋼材とボーキサイトを手に入れることができるため、それこそコミケなどで(笑)1日規模で「艦これ」を触ることができない、というときにはこれがおすすめです。作戦には潜水艦が必要となります。 MO作戦(実時間7時間、予測時間8時間17分16秒) かなりの量の鋼材とボーキサイトを手に入れることができるほか、ボーキサイトの入手量は「ボーキサイト輸送任務」よりも多いので、寝る前に回す数時間程度の遠征としては極めて優秀な部類に入ります。ただし大量の燃料と弾薬を必要とすること、重巡洋艦と空母系が必要になること、旗艦のレベルを高くしておく必要があることというデメリットがあるので、注意が必要です。 水上機基地建設(実時間9時間、予測時間14時間10分25秒) 水上機母艦が必要となりますが、中量の燃料・鋼材・ボーキサイトが一気に手に入るので、こちらも寝る前などの遠征に重宝します。ただし燃料と弾薬の消費量は大きいです。 なお、より詳細な分析は、1月26日に行われる艦これオンリーイベント「海ゆかば2」にて刊行予定の新刊で発表する予定です。 【今後の掲載予定:定期コンテンツ(原則として毎月5,15,25日更新予定)】 第38回:【書評】2013年、今年の1冊(2013年12月31日配信予定:「コミックマーケット85」のサークルペーパーとして配信します。) 第39回:【年頭所感】「無視」してはいけない――俗説といかに対峙するか(2013年1月5日配信予定:「SUPER ADVENTURES 70」のサークルペーパーとして配信します。) 第40回:【政策】PISA2011年調査を読む(2013年1月15日配信予定:「仙台コミケ214」のサークルペーパーとして配信します。) 【近況】(2013年12月25日加筆) ・「コミックマーケット85」にサークル参加します。 開催日:2013年12月29~31日 開催場所:東京ビッグサイト(東京都江東区) アクセス:ゆりかもめ「国際展示場正門」駅徒歩すぐ、東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場」駅より徒歩5分程度 スペース:3日目(12月31日)西1ホール「ふ」ブロック15a 『統計同人誌をつくろう!――調べて、分析して、書きたい人のために』『改訂増補版 紅魔館の統計学なティータイム――市民のための統計学Special2』を新刊として頒布します。 リリース: http://ameblo.jp/kazutomogoto/entry-11726548693.html 『統計同人誌をつくろう!』情報ページ: http://ameblo.jp/kazutomogoto/entry-11717450615.html 『改訂増補版 紅魔館の統計学なティータイム』情報ページ: http://ameblo.jp/kazutomogoto/entry-11717449750.html ・「SUPER ADVENTURES 70」にサークル参加予定です。 開催日:2014年1月5日(日) 開催場所:ビッグパレットふくしま(福島県郡山市) アクセス:JR各線「郡山」駅前1番バス停より福島交通バスで「ビッグパレット前」下車すぐ/JR東北本線・水郡線「安積永盛」駅より徒歩15分程度/東北自動車道「郡山南」インターチェンジより車で15分程度 スペース:未定 ・「仙台コミケ214」にサークル参加予定です。 開催日:2014年1月12日(日) 開催場所:夢メッセみやぎ(宮城県仙台市宮城野区) アクセス:宮城交通バス「仙台港フェリーターミナル」行きバス停「夢メッセみやぎ前」下車すぐ/JR仙石線「中野栄」駅より徒歩20分程度/仙台東部道路「仙台港」インターチェンジより車で5分程度 スペース:「D」ブロック18 ・「こみっく☆トレジャー23」にサークル参加予定です。 開催日:2014年1月19日(日) 開催場所:インテックス大阪(大阪府大阪市住之江区) アクセス:大阪市交通局南港ポートタウン線「中ふ頭」駅より徒歩3分程度 スペース:「ケ」ブロック14a ・「海ゆかば2」(艦隊これくしょんオンリーイベント)にサークル参加予定です。 開催日:2014年1月26日(日) 開催場所:大田区産業プラザPiO(東京都大田区) アクセス:京急本線・空港線「京急蒲田」駅より徒歩3分程度 スペース:未定 備考:新刊『提督のための統計学――艦隊決戦統計解析論序説』(仮題)刊行予定です。 ・「コミティア107」にサークル参加予定です。 開催日:2014年2月2日(日) 開催場所:東京ビッグサイト(東京都江東区) アクセス:前掲 スペース:「S」ブロック26b 備考:二次創作関係作品を頒布しません。また、商業新刊『「あいつらは自分たちとは違う」という病――不毛な「世代論」からの脱却』(日本図書センター)を頒布予定です。 ・「東方紅楼夢9.5 遠野物語」にサークル参加予定です。 開催日:2014年3月2日(日) 開催場所:あえりあ遠野(岩手県遠野市) アクセス:JR釜石線「遠野」駅から徒歩10分程度/釜石自動車道「宮守」インターチェンジから車で30分程度 スペース:未定 ※JR釜石線「遠野」駅は、東北新幹線「新花巻」駅から快速列車で40分程度、普通列車で1時間程度。 ・「幻想郷フォーラム2014」(東方Project情報・評論系オンリーイベント)にサークル参加予定です。 開催日:2014年3月30日(日) 開催場所:名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)(愛知県名古屋市港区) アクセス:名古屋臨海高速鉄道あおなみ線「金城ふ頭」駅より徒歩5分程度/伊勢湾岸自動車道「名港中央」インターチェンジより車で5分程度 スペース:未定 ・日本図書センターより5年ぶりの商業新刊『「あいつらは自分たちとは違う」という病――不毛な「世代論」からの脱却』が刊行されました。内容としては戦後の若者論の歴史をたどるものとなります。 Amazon: http://www.amazon.co.jp/dp/4284503421/ 楽天ブックス: http://books.rakuten.co.jp/rb/12468953/ ・「第9回東方紅楼夢」新刊同人誌『西行寺幽々子の生命保険数学基礎講座』の予約がメロンブックス・とらのあな・COMIC ZINにて発売中です。電子版もメロンブックスDLにて配信中です。 告知ページ http://ameblo.jp/kazutomogoto/entry-11625231924.html メロンブックス通販ページ http://shop.melonbooks.co.jp/shop/detail/212001066173 とらのあな通販ページ http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/15/52/040030155205.html COMIC ZIN通販ページ http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=18054 (2013年12月24日) 奥付 後藤和智の若者論と統計学っぽいブロマガ・第37回:【科学・統計】回帰分析で見る「艦これ」遠征 著者:後藤 和智(Goto, Kazutomo) 発行者:後藤和智事務所OffLine 発行日:2013(平成25)年12月24日 チャンネルURL:http://ch.nicovideo.jp/channel/kazugoto 著者ウェブサイト: http://www45.atwiki.jp/kazugoto/ Twitter: @kazugoto Facebook… 個人: http://www.facebook.com/kazutomo.goto.5 サークル: 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後藤和智の若者論と統計学っぽいブロマガ
同人サークル「後藤和智事務所OffLine」代表がプロデュースする、青少年政策・言説、統計学、科学論を中心としたブロマガです。2014年9月より若者論のテキストマイニングを行うブログとして運営しております。(それ以前の記事を、青少年言説の研究を中心とする【思潮】、教育・青少年政策のレビューを行う【政策】、統計学やニセ科学、科学論を扱う【科学・統計】の3カテゴリに分けています)