こんにちは和田です。
明日22日水曜日、KAZUYA CHANNEL GX
特番「韓国と朝日 反日メディア」を21時から放送します。
20日、在特会(在日特権を許さない市民の会)の
会長桜井誠氏と大阪市の橋下市長が
会談したニュースはご存知の方も多いかと思います。
ヘイトスピーチと呼ばれる民族差別的な言動に
ついての両者の主張が噛み合わず、わずか10分ほどで
物別れに終わりました。
橋下市長は
「民族や国籍をひとくくりに評価する発言は大阪ではやめるべきだ。
参政権を持たない在日韓国人に言うのではなく、
国会議員や政府に言うべきだ」
「きちんとした政治的主張と通常の表現の自由で
収まるような主張に変えるべきだ」
桜井氏は
「朝鮮人を批判することがいけないことなのか。
何の権限があって大阪市長が言うのか」
「われわれは民主主義のルールに基づいてデモ行進をしており、
民主主義や言論の自由を否定するのはやめるべきだ」
という展開でした。
冷静に話を展開していただきたかったですね。
第三者から見るとお互いに評価を下げてしまったと思います。
こういう機会は二度とないでしょうから、
非常に惜しい会談になってしまいました。
確かに、汚い表現で罵るのは良くないかもしれませんが、
表現の自由もありますから、ここは慎重に考えて行きたいですね。
橋下市長は「表現の自由を超えている」などとして、
人権問題に関する市の審議会に、
市内で行うのを制限するための具体策を検討するよう諮問しています。
以前、民主党政権下で危険な法案だと指摘されていた
「人権擁護法案」というものがあります。
差別的発言とみなされたら、罪に問われるというものです。
こうなると「どこまでが差別発言なのか」がわからず、
「正統な批判と差別発言」の線引を一体誰がやるのか、
という話になってきます。
橋下市長の具体策が人権擁護法案につながるものではないか、
という危惧もあります。
もう一つ付け加えるなら、
朝鮮半島では、「日本人は死ね」というヘイトスピーチと
安部首相の顔写真を焼くようなヘイトアクションは
日常のように繰り返されています。
それに対して批判しないで国内の在特会に対して批判する
既存の大手メディアという実体もあります。
現在の日本は、「言論の自由」と「ヘイトスピーチ」をめぐる
国民の方向性の岐路に立たされています。
この問題の歪み構造を含め、メディア批判を続きてきた
西村幸祐氏は、このヘイトスピーチ問題も詳しいので
みんなで考えるにはとてもいい機会になると思われます。
ぜひ、タイムシフト予約して見て下さい。
( 運営:和田 )