年末年始のテレビの話なんですけど、
フジテレビは相当やばいようです。
去年フジテレビは意味不明な地獄絵図で新年を迎えましたけど、
あれは自分たちの姿を現していたんですね。
大みそかにまさかの“アニメ再放送”で勝負に出たフジテレビ「ワンピース」が、
視聴率3・3%で惨敗してしまった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
打倒紅白の番組を「作らない」という、後ろ向きなチャレンジだった。
ここ数年の続編体質の総決算とも言えるけれど、
ダイナミックな企画力で他局をリードした
全盛時代を知る者としては複雑な思いだ。
(中略)
民放の大みそかが格闘技一色だった時代が06年あたりに終わって以降、
各局とも「ウチの大みそかはこれ」というコンテンツ作りに取り組んできた。
いち早く「笑ってはいけない」シリーズで鉱脈を当てた日本テレビは、
今回も18・7%(1部)で5年連続民放1位。
TBSは3年目となる生放送スポーツ祭り「KYOKUGEN」で
9・0%(3部)と健闘した。
テレビ朝日は
「くりぃむVS林修 年越しクイズサバイバー」で5・9%(2部)。
テレビ東京はいつもの「第47回年忘れにっぽんの歌」で5・8%、
9時からは4年目となる大みそかボクシングで5・6%だった。
フジだけが迷走したまま「アニメ再放送」となった。
▼戦わずに惨敗…フジの淋しい年越し 日刊スポーツ 1月5日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150105-00000028-nksports-ent
フジテレビの凋落が止まりませんよね。
僕もフジテレビ好きでしたという過去形の表現になってしまいますけど、
本当にどうしてしまったのか。
フジテレビは韓国ゴリ押しからおかしいっていう話もありますよね。
でもコンテンツ作る力があの時点でなくなってたから
韓国を入れたという見方もできるのかなという気がします。
韓国ドラマ輸入も今回の再放送も楽ですもん。
考えなくていいから。
でも視聴者って敏感ですからね。
かなり細部まで見ている人もいるわけですよ。
やっぱり手抜いてるなっていうのは廃れていくし、
フジテレビはそれを体現しているような感じがしますよね。
ワンピースやるならせめて新作ですよ。なぜ再放送してしまったのか。
戦う気がないと思われても仕方がありません。
大晦日に3.34、いや3.3%ですからね。
ていうか再放送でも3.3取れるワンピースを褒めるべきかもしれません。
ちょっと話逸れますけど、ジャンプもワンピースに続く看板が
育っていない気がするんですがそれは。
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■編集後記■
今週の週刊ポストの年収ランキングがあった。
10位まででテレビ局が5社も入っている。
しかもフジテレビは1位。
これってどうなんでしょうね?
ネット世代には理解し難いことではないでしょうか?
テレビの電波って実質誰でも使えないから国の許認可で
新規参入はできない。
そんな中で、たいして面白くもないもの
国民の、少なくとも若者から支持されているような番組を
作っていないフジテレビが一番給料が高いで
納得出来ないのではないでしょうか?
ネットもできない人は無条件にテレビ見るってことですし、
地上波は無料だからその広告料は膨大な金額になっているわけです。
営利企業はいくら給与とっていてもいいと思いますが、
許認可、新規参入できない業界が高いというのは
特権階級ですよね。
韓流の安いドラマを買って流すだけで儲かる。
それってどうなんでしょうね?
コメント
コメントを書く"面白くなければテレビじゃない"と言っていた頃のフジにはとても勢いがあって、番組も面白かった。
今では"嫌なら観るな"ですから。まぁ寒流は嫌なので観ないですな。