いやぁ沖縄楽しかったですね。
台風の影響が懸念されましたが、無事開催きましたし会場は満員でした。
本当にありがとうございました。
昨日は埋め立てによって作られたという美しいビーチに行って真昼間からビールを飲んでとても有意義な時間を過ごすことができました。。
8月も各地に行きますので、ぜひお近くの会場にお越しください。
さて、今日の話題なんですけど、みなさん飛行機って乗りますか?
先日僕は沖縄から東京羽田まで飛行機を使って移動したわけですけど、不思議なことってありますよね。まずはこちらを見ていただきましょう。
これを見てどう思いますか?
普通の飛んでいる写真だなと思われたか、あれれ〜おかしいぞと思った方両方いると思います。
今あれ映ってたでしょう。QVCマリンフィールド。
分かりやすく言うと2005年に阪神対ロッテの日本シリーズで濃霧コールドを演出したスタジアムです。
僕は那覇から羽田に飛んだわけですよ。おかしくないですかこれ。
位置関係で見てみましょう。
広域にすると那覇から東京だとこんな感じですよね。
ただなぜかQVCマリンフィールドが見える空路を飛んでいるわけです。
つまり那覇から羽田に直線的に行くんじゃなくて、千葉の方へ迂回して羽田まで行ってるわけですよ。
不思議ですね。
直線的に行った方が時間も短縮されるでしょう。
ただそれができない理由があるんです。
実は日本って自国の領空なのに自由に飛べない部分があるんですね。
その一つがこの横田空域と呼ばれるものです。
横田空域とは、東京・福生市にある米軍横田基地の上空を中心に広がる空域のことだ。戦後、連合軍が日本の空の管制権を掌握した後、日米地位協定に基づいてそのまま米軍が管理することになった。現在、米軍管理下の「横田管制」が空域を管理している。
「横田」という名で誤解しそうだがその管制空域は神奈川県や静岡県、北は新潟県まで1都8県にまたがる。そして最高高度は2万3000フィート(約7000メートル)もある、まさに「見えない空の壁」なのだ。
米軍管轄する「横田空域」 返還されれば羽田-伊丹が30分に
NEWSポストセブン 2014.10.01
図を見るとこんな感じです。
この領域内を日本の飛行機は自由に飛び回ることができないんですよ。
もし通りたければ米軍に申請して許可を得なければいけないわけです。
ただ一般の飛行機が通るのは難しくて結局迂回ルートを取っているんですね。
ですから時間的にロスがでますし燃料にも響いてきます。
基地問題っていうのは地上だけの話ではないんですね。
おかしいでしょうこれ。
みなさんも飛行機に乗るときは意識して外を見るとこれ実感できると思います。
石原慎太郎が都知事に立候補した時、
横田基地を米軍から返還してもらう。
もしくは、共同利用するという話をぶちあげてました。
これは実現しませんでしたが、非常に大きな問題です。
石原閣下が言わなきゃ、気付かなかった人も多かったと思うし、
今なお意識してない人も多いでしょう。
横田が戻れば羽田の過密化や、三多摩地区の活性にもなるでしょう。
戦後70年、もう自立して国家防衛をして、米軍とうまく付き合いたいですね。
( 和 田 )
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