何日ぶりでしょうか。
久しぶりにわが故郷帯広に帰ってきました。
いやぁやっぱり落ち着きますね。
髪も切ったし、インデアンカレーも食べたし、本のステマもできるし。
やっぱり自宅ですわ。間違いない。
15日は靖国神社で行われた式典で少しお話をさせていただきました。
本当に今までで一番っていうくらい緊張して個人的にはボロボロでしたよ。
何しろ特別な日の式典ですからそれだけで緊張感があります。
後ろには246万もの英霊が祀られています。
さらに目の前には千人だか2千人もの人々がいるわけですよ。
つまりそっち系のデモ基準だと2500万もの方に見られていると。
修行が足らん。そう自覚した僕の8月15日でした。
さてそんな中、注目されていた安倍談話が発表されました。
皆さんご覧になりましたか?ここに至るまでに色々な内部でのやり取りがあったんでしょうね。
マスコミも談話談話と騒ぎ立てます。
結果として出てきたものを見ると結構安全運転だなぁと感じました。
やはりこれまでの談話を踏襲するという表明をしていますから縛りもあります。しかしそんな麻雀でいうとリャンハン縛り的な中でいかに役を作るかっていうのが今回の談話なのかなと思うんですよね。
侵略という文言は使い方が変わりました。
事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。
日本が悪いという文面以外で曖昧な感じで使ったんですね。
だからこそテレビは日本を悪く言わないからけしからんとばかりにチェックシートまでつけていると。
なんかもう気持ち悪いよね。
他にも西洋の植民地支配について言ったり、これまでの歴史的な経緯にも触れているので多少長くはなります。
しかし全体的には基本的に村山談話路線なのでこんな感じですよ。
できる状況の中で平和断么ドラくらいで上がったような印象を僕は受けました。
あくまで僕の感想です。
おそらく役満クラスの談話を期待していた方もいるんでしょうけど、70年でこれですから、その倍くらいはかかるんじゃないですかね。
とりあえずこの文言は大事だと思います。
日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。
あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。
しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません。
謙虚な気持ちで、過去を受け継ぎ、未来へと引き渡す責任があります。
やはり日本にも色々な落ち度があったと思うんです。
もちろん日本だけでなく他の国にもです。
そうした歴史を受け止めて未来に活かす。
ただ謝るだけとは違うんですよね。
そこで最後に僕は日本の未来に向けて一つ提案をしたいと思うんです。
日本人が知っておくべき戦争の話を買ってください。
安倍談話は現在の総理としてすごい選択だったと思います。
しかし、日本は追い込まれたとせず、
国際情勢を見誤って戦争をしたことになった点など
不満点はありました。
靖国にいる英霊は戦争して死んだけれども、
我々はこれから戦争しません。
っていうのもどうかと思います。
そういったことなどもありますが、70点。
この安保法案の逆風の中、合格点をあげたいですね。
あっ、えらくもない私がいうことではありませんでした。
( 和 田 )
Twitter: https://twitter.com/media_otb
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