第33回全日本選抜（GI） 3日目レポート

準決勝は鳥肌立つような走りにシビレっぱなしでしたね!!!

平原康多選手が技で魅せれば、新田祐大選手が力で捲る。いやー、すごかったです。

10レース

吉澤純平選手が逃げ切り

11レース

山田英明選手が3連勝目。

平原選手は後方8番手から狭いコースを突き抜けて3着

12レース

またも新田祐大選手の異次元の捲り炸裂

《ダッグアウトから》

■10レース

●逃げ切り1着の吉澤純平

「風が強いのでホームから行きたいなと思っていました。2日目も同じような展開だったので、その反省を活かして、少し遅く行きました。それが活きましたね」

●2着の古性優作

「風強いし、諸橋（愛）さんに仕事されたらきついなと思ったので、ここは番手で勝負にいくしかないと思いました」

●3着に原田研太朗

「今日は何も出来なかったので。反省点もあるし、でも、なんとかしのいで3着に入れたのはよかったと思います。昨年のオールスターの決勝でも単騎だったので、その反省を活かせればいいかなと思います」

■11レース

●捲って1着の山田英明

「今日は、平原君よりも前で勝負すると決めていたので、レース内容的にはよく出来たと思います。今年のGI一発目から決勝に乗れて、自分を信じてやってきてよかったです。ちょっとずつ力はついてきていると思います」

●村上博幸が2着

「周りは見えていたし、落ち着いていました。ハウスもしたんで、ちょっとムダ脚を使ってしまったんですけど、そこから思っている以上に伸びたと思います」

●3着に突っ込んできた平原康多

「迷っちゃいました。自分でカマそうかどうしとうかって思ってたら、山田に行かれて、ヤバいなってずっと焦ってました。4コーナーからはもう誰がとか見ずに、空いたところを突っ込んでいきました。誰かにあたっちゃうと自分が止まっちゃうから。最後まであきらめない姿勢で臨まないと、何も出来ないで終わっちゃうだけなんで。でも、武田（豊樹）さんと決められなかったのは反省ですね」

阿部大樹が平原とレースを振り返り

「3コーナーで『もうダメだ～』って落胆して、そっからのゴール前の俺たちの恐怖の声を聞かせたかったですよ（笑）」

阿部の言う通り、ダッグアウトでは平原の走りを見ていた選手たちから「なんであれで来れるの!?　スゴい!!　っていうか、それを通り越してコワいっ（笑）」っていう声が聞かれました。

■12レース

●新田祐大が捲って1着

「申し訳ない気持ちですね。ホームで仕掛けようとしていたんですけど、前のタイミングと自分のタイミングが合わないで、仕掛けをずらしました。でも、後ろの2人はあそこで行くと思っただろうし、自分は1着にきたけど、後ろにはには苦しい展開にさせてしまいました。決勝戦も頑張ります」

●先行した山田久徳の番手の村上義弘が2着に

「久徳のおかげです。久徳に自由に走ってもらいたい気持ちもあるけど、このクラスになると難しいですね…。決勝も頑張ります」

●3着の椎木尾拓哉

「今回の状態では決勝に乗れると思ってなかったので、決勝に乗れてびっくりしています。最後はいい勝負が出来たと思います。久徳いつも頑張ってくれるので、ありがたいですね」