いよいよ東京オリンピックの予選シーズンが終わろうとしています。
今回のトラック・ワールドカップで、ワールドカップが終了してしまいますね。
そして、これが終わるといよいよ東京オリンピックの最終予選であるトラック世界選手権・ベルリン大会となります。
しかし、まずはワールドカップ・ミルトン大会の展望からでしょう。
勝負駆けは男子チームスプリント、女子マディソンです。
男子チームスプリントは現在7位。これを世界選手権までキープできるかできないかで、大きく未来予想図が変わってきます。日本のオリンピックポイントは6375ポイント。6位のドイツは6382.5ポイント。8位のポーランドは6172.5ポイント。9位のロシアが6135ポイント。とてつもなく僅差です。
さて、ワールドカップにおけるオリンピックポイントは、ベストオブ3ゲームなので、今シーズンの上位成績3大会が加点対象です。ミルトン大会は最終戦なので、5戦までで一番悪い大会成績以上の成績を出せば、加点対象となります。
まず日本から見ていくと香港の6位より上位に行けばポイントが増えます。要は今回5位以上でポイントが増えるということです。
そしてライバル国を見ると6位のドイツは今回7位以上でポイントが増えます。第1戦の8位を超えるからです。8位のポーランドを見れば第1戦の5位を上回れば加点対象となります。そしてロシアは4戦の6位を上回れば加点対象となります。
そして今回の出場メンバーを見ると、ポーランドはベストメンバーを送り込んできています。今回は何もなければポーランドの優勝が固そうです。不気味なのがドイツ。こちらも上位にきそうです。アイラースが出場してきているので結構上位に来る可能性が高そうです。そしてロシア。今回は出場選手が薄いので、上位に来る可能性が高そうです。
が、そのような事を考えてもしようがないので、とにかく日本チームは何とか5位以上できればメダルを獲得して、ポイントを加えて欲しいですね。
オリンピックランキングによる今シーズンのポイントが加点されている成績
7位 日本 3戦6位 4戦1位 5戦1位
6位 ドイツ1戦8位 2戦7位 3戦2位
8位 ポーランド1戦5位 4戦2位 5戦2位
9位 ロシア 2戦5位 4戦6位 5戦5位
女子マディソンも勝負駆け!
女子マディソンの日本のオリンピックランキングは12位。出場に優先されるチームパーシュートの上位8か国をみると1位からオーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、アメリカ、カナダ、ベルギーです。カナダまではポイント的にほぼ確定なので8位のベルギーと9位のフランスが今回のワールドカップで勝負駆けなのです。
さて、マディソンのオリンピックランキングを見ると、日本より上位にオーストラリア、イギリス、イタリア、ベルギーの4か国しかありません。特に、ベルギーが今回チームパーシュートでフランスに負けると非常にまずい展開になりそうです。(時間がなくて、時差ボケで眠いのかなんなのかわからない状態なので、すいませんポイント計算はよろしくお願いいたします)
そして今回のチームパーシュートの予選が終わってフランスがベルギーに勝っています。
なので、女子マディソンでは、とにかく10位以内それもなるべく上位でフィニッシュすることが肝心でしょう。
中村妃智、古山稀絵ペアにすべてを出し尽くして頑張ってもらいましょう!
ああ、時間と体力が…。
頑張りましょう!
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