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【こうしす!制作日誌】いつでも「リカバリープラン」と隣り合わせ
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【こうしす!制作日誌】いつでも「リカバリープラン」と隣り合わせ

2013-12-30 00:26

    こんばんわ、Butameronです。

    今回のように何が何でもXPサポート期限切れに間に合わせなければならないという、お尻が動かせないプロジェクトは、リカバリープランを考えなければならないという状況といつも隣り合わせです。

    こうしす!の制作で常に課題となってきたのは人手不足です。ようやく完成までの光が見えるようになってきたのは先月ぐらいからです。バッファ期間はすべて使い切っています。

    ソフトウェア開発プロジェクトであれば「この機能の実装は次のリリースに回そう」なんてことができるのですが、アニメの場合は、そういうこともできません。多少シナリオを削ったり、カットをカットしたり(ダジャレです)、バンクを増やすということで対応できるのですが、それも使い切ってしまえばそれ以上は作業を少なくすることはできません。

    こうしす!の場合、「てーきゅう!の7割」の省力アニメとして作成することは当初から決まっているため、正直これ以上手を抜くことも難しい。参加者個人個人に作品への思い入れもありますから「ここは止め絵で」「ここはバッサリカットで」「ここは鷹の爪で」という指示を強要すればモチベーションの大幅ダウンに繋がります。それでは生産性が上がるどころか、下がってしまう可能性が高く、期日を守る上では、かなりのリスクです。

    ソフトウェア開発プロジェクトの場合、お客さんが「この機能は絶対に必要だ。譲れない。期日も譲れない」といった場合、デスマ確定です。それに近い状態が常に続いているということです。しかし、OPAP-JPはかなり緩い参加形態となっており、雇用関係でもない以上、業務命令でデスマを強いることもできませんし、するつもりもありません。

    さて、どうしようか、というのが解決出来ていない課題です。

    まあ、この調子であれば、来年中に完成出来るのは確実なので、期日さえ気にしなければそれほど深刻な状況ではありませんw 幸いにも1月から増員が期待出来そうなので、もう少し様子見というところでしょうか。まだまだ苦難は続きます。


    この正月にチャンネルトップページを更改するつもりでしたが、シーン2の仮撮影を優先することになりそうです。申し訳ありません。

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