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そりゃーピッコロだろう、と思うのはまだ早い? 夜のお空に浮かぶ「月」。映画、マンガ、アニメの世界で幾度となく破壊されてきましたが、なかでも最高の月破壊シーンを見せてくれたのは誰(またはどの作品)でしょう? 今回は米Kotaku姉妹サイト「io9」が実施したアンケートから、国内外20作品の月破壊シーンを以下にてご紹介。海外読者のアンケート結果発表は記事の最後ですよ!
【大きな画像や動画はこちら】
米アニメ『ルーニー・テューンズ』のバッグス・バニー(1948年)
ダイナマイト1本で何でもぶっ飛ばす。それがバッグス・バニー。
英SFドラマ『スペース1999』(1975年)
こちらはダイナマイト多め? でもストーリーでは核廃棄物が爆発した設定になっています。月は完全に崩壊はせず、月基地の人々を乗せたまま地球の軌道を離れてさまよい始め...というお話。
アニメ『宇宙戦艦ヤマト2』の大帝ズォーダー(1979年)
爆発のインパクトではダントツです。しかし爆発後「次は地球だということだ...」、「命運はツキた...」(月だけに?)、と苦悩する指揮官たちの後ろに流れる軽快なミュージックだけは何とかならなかったんでしょうか。大好きですけど。
マーベル・コミック『もしもアベンジャーズがコーバックの手下だったら』のザ・ストレンジャーとコーバック(1982年)
えー何が起きているかというと、宇宙にいるザ・ストレンジャーが月を地球にぶつけようとして力を送り、地球のコーバックが「そうはさせん!」と月を押し戻そうとした結果、月はコナゴナに...。 しかしもっと注目すべきは、月の押し合いの最中に自分の恋人が連れ去られたのに「そんなことはどうでもよい」と言い放つコーバックにギョッとするアイアンマンとマイティー・ソーの二人の顔(10:08、右下)です。
マンガ『AKIRA』の島鉄雄(1982~1990年)
鉄雄も完全破壊とまではいかないものの、月にボッコリ大穴を空けました。あのデコスケ野郎がここまで...。
アニメ『ドラゴンボール』のピッコロ(1986~1989年)
海外版だから声が違...なんて話は置いといて。昔見た時はもっと派手なイメージがあったんだけどなー。
映画『アメリカン・パロディー・シアター』(1987年)
ナンセンスギャグを詰め込んだ80年代のアメリカおバカ映画。きっとフェイクなお茶の間の笑い声が入っていたことでしょう。
DCコミック『アドベンチャーズ・オブ・スーパーマン』478話(1991年)
スーパーマンは2995年へとタイム・トラベルし、悪者が月を破壊するのを阻止します。しかし後になって、起こるはずの出来事を他の時代の人間が阻止したのはマズイとなり、スーパーマンは元の時代に返されて、やっぱり月は破壊されるのでした。
米コメディ番組『ミスター・ショー』(1997年)
宇宙開発でできることは大体やりつくしたNASA(米航空宇宙局)が、今度は「月を爆破します」と発表し、アメリカ国民は大喜び。途中、爆撃用ロケットに乗せるチンパンジーが「なぜそんなことをするのか」と手話で疑問を呈する場面もありましたが、別のチンパンジーに交代して無事に爆破に成功したのでした。USA! USA!
アニメ『カウボーイ・ビバップ』(1998年)
本作品の舞台は月の破壊から約50年後の世界ですが、第6話「悪魔を憐れむ歌」のなかで、破壊の原因となった事故の様子が描かれています。
炭酸飲料「セブンアップ」の米テレビCM(2001年)
「みんながいつもセブンアップを思い出してくれるように、巨大レーザーで月にロゴを彫ることにしました...(月ドッカーン)...設定変えたの誰だよ!」
ゲーム『ソニックアドベンチャー2』のDr. エッグマン(2001年)
カパッと割れたのが月かと思いきや、そっちが武器なのねっていう。当時のフルポリゴンCGが懐かしい。
映画『タイムマシン』(2002年)
人間の移住計画のために月表面を爆破していたら、失敗して大穴空けちゃった! のシーン。
アニメ『天地無用!』のZ(1992~2005年)
絵的には上のバッグス・バニーといい勝負。
米ドラマ『スリー・ムーンズ・オーバー・ミルフォード』(2006年)
あるとき隕石が月を3つに割ってしまい、地球の終わりが近いことを予感しながらも日々の暮らしを続けていく人々のコメディ・ドラマ。テーマは面白そうなのに、放送は長続きしなかったようです。
マンガ『スコット・ピルグリム』
映画『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』にも登場した元カレNo.3のトッドは、『AKIRA』の鉄雄並みの超能力を持つ...という同作へのオマージュ。抑え切れない愛で暴走しちゃうのです。
米ドラマ『インパクト』
隕石が落ちた影響で地球へと向かって降下し始めた月。しかし月そのものを破壊することで、人類滅亡の危機はけっこうあっさり免れたのでした。これが『逆襲のシャア』だったらそう簡単にはいきません。
マンガ『暗殺教室』の殺せんせー(2012年)
英語版ですみません。週刊少年ジャンプで今話題のマンガですね。謎のタコ型生物「殺せんせー」は月を爆破した犯人でありながら、私立椚ヶ丘中学校3年E組の担任教師...って意味がわかりません。
米コメディ『アクアバッツ! スーパー・ショー!』
本作は月破壊の画像も動画も見つからなかったので、番組のオープニング動画でお楽しみください。ちなみに月を爆破したのはアニメ版だそうです。
映画『アイアン・スカイ』
月といえば、最近話題なのがこの作品。月面ナチスがおとなしく月をそのままにしているわけがありません。クレーター1個で済んだのが不思議なくらい。
以上20作品、月がだんだん可哀想になってきたところで海外アンケートの結果を第5位から見てみましょう。 第5位 141票 『ミスター・ショー』のNASAの月爆破 第4位 174票 『ドラゴンボール』 第3位 213票 『カウボーイ・ビバップ』 第2位 237票 『タイムマシン』 そして第1位は... 680票 『ルーニー・テューンズ』 でした。出オチというか、紹介の順序で1位を持っていった気もします。 ちなみに第6位は「『◯◯』がリストにないなんて信じられない」で、空白には80年代の米アニメ『ザ・ティック』や映画『タイタンA.E.』を挙げる人が複数いました。 さて、みなさんのお気に入りはどれでしたか?
Who destroyed the moon best?[io9] (さんみやゆうな)
RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2012/10/who_destroyed_the_moon_best.html