『シヴィライゼーション2』における西暦3991年がヤバイ


未来、ヤバイ。

2012年6月にまとめられた「10年間シヴィライゼーション2をプレイしています。これがその結果です。」というブログ記事がネットで注目を集めています。

『シヴィライゼーション』シリーズは実在した国家や指導者による歴史を体験できるシムとして人気が高く、戦闘要素や他プレイヤーとの熱い駆け引きが魅力なのですが、あまりにも面白いので時間を忘れてプレイするユーザーが続出し「夜が無くなる」ゲームとしても知られています。

私も夕方にゲームを始めたはずなのに、気がついたら朝陽が昇っていたことがありました...。(良い子は手を出しちゃダメなゲームだよ!)
 

 
ゲーム内ではたくさんあったはずの国家も残り3ヶ国、プレイヤーの国家と3つ巴の争いを続けています。

話題になっている「10年間のプレイ結果」はAD3991(西暦3991年)までプレイしたところ、約2000年に渡る戦争で世界は核の炎に包まれすぎてヤバイという状況がに陥っています。

核戦争の影響で荒廃した世界では総人口の9割が死亡し、溶けるはずのない万年雪が20回以上も溶け崩れてしまい海面上昇放射能の影響で山岳地帯以外は農地としても人が住む環境としても最低な状況になっているそうです。

ゲームだからこそ気軽に使える核兵器ですが、兵士を周辺偵察に出したら核ミサイルが飛んでくるような状況はさすがにどうかと思います。下手すればユニットが生産されたからという理由で核ミサイルが飛んでくることもありえますしね。おぉ怖い怖い。

しかし、この状況はまるで現実世界の未来を予見しているような気がしませんか? 核を核で牽制し平和を維持するという「核抑止力」によって成り立っている私たちの社会も、何かの拍子でこの『シヴィライゼーション2』のような状況に陥る可能性は十分にあります。

こんなフォールアウトよりも最低な世界が来ないように祈るばかりです。


「十年間シヴィライゼーション2をプレイしています。これがその結果です。」[loving, thinking]

(haruYasy.)

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RSS情報:http://www.kotaku.jp/2013/02/civilization_is_predicting_the_future.html