フィンランドの首都に現れた鳥とブタさん。子どもたちを集めて一体何を... 自然豊かなフィンランドは、『アングリーバード』の生まれた国です。そんなフィンランドの首都ヘルシンキ中心地のショッピングモール「カンッピ」内で、着ぐるみアングリーバードやブタキングたちが子供たちを誘導して偽物の横断歩道を渡るという、世界的にも珍しい光景に出くわしました!
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ブルーバード柄のシャツを着た人間に話を聞くと、「子どもたちに大人気な『アングリーバード』フランチャイズと組んで交通安全を教えているんです」とのこと。どうやら怒った顔の赤い鳥と緑のブタキングは、協力して子どもたちに交通ルールを教えているようです。道路を安全に渡ることは現代社会を生き残る上で必要不可欠な能力ですもんね。
このイベントはLiikenneturvaという交通安全の団体と、『アングリーバード』の制作元ロヴィオがタッグを組んで実施したもの。「車が来ないか確認して」、「渡るのはシマシマの横断歩道を」、「リフレクターは道路での安全に重要なこと」などなど、特にフィンランドの暗い秋や冬の交通安全には重要なことを実際に機能する信号機模型を使い、道路横断を模擬体験できる環境で教えていました。
「横断歩道の信号の色が青に変わったら注意しつつ道路を渡りましょう」なんてブタキングや赤い鳥の着ぐるみのお姉さんたちが教えています。ちゃんと道路を渡れたら、奇声 喜びの甲高い雄叫びをあげていました。
何はともあれ「車が来たら安全な方向へ飛び立ちましょう」とか「奇声を発しながら車に体当たり攻撃」とかいった『アングリーバード』的なことは教えていないようで安心。ゲームの人気を利用して、小さな子供から、冗談半分で参加していたハイティーンまで、様々な人に教えていた素敵なイベントでした!
(abcxyz)