アイアン・フィスト


ジャンゴ 繋がれざる者』でアカデミー賞を受賞したクエンティン・タランティーノプレゼンツのハードなカンフー映画『アイアン・フィスト(原題:The Man With The Iron Fists)』の日本公開が決定しました。

昨年アメリカで公開され、バイオレンス満点っぷりが話題となった今作。日本公開は難しいかなぁと思っていましたが...まさかの公開決定という嬉しいニュース。今回はあらすじと合わせて海外版予告編をご紹介いたします。
 

 


冒頭の「武器を作るのに必要なものは3つ...純度の高い鋼鉄、1400度の高温、そして...殺したい相手だ」という超カッコイイ台詞から始まる怒涛のバイオレンス。殴って目が飛び出るシーンなど、予告編だけでも大満足の仕上がりです。そして気になる今作のあらすじはこんな感じになっています。

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19世紀、中国の「ジャングル・ヴィレッジ」。様々な部族の争いが日々巻き起り生気を失った街の中心にある、娼館「ピンク・ブロッサム」は唯一争いの起こらない特別な場所だった。ある日、後継者問題で起きた族長暗殺によりライオン族は内部紛争が起き、その抗争が他の部族を巻き込んだ大きな抗争となっていく。思惑の異なる者たちがジャングル・ヴィレッジに揃い、ついにピンク・ブロッサムを舞台に魂をかけた闘いが巻き起こるのだった......。
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うん、すこぶる良い。今作の主人公の「鍛冶屋」を演じるのは、ヒップホップグループ、ウータン・クランRZA。ちなみに彼は今作の監督でもあります。熱狂的なカンフー映画ファンとして知られる彼は、キル・ビルのサントラを手がけた縁で、タランティーノの撮影現場で映画作りを勉強し、この作品を完成させました。

ちなみに、今作には直接関わってはいませんが、自分の元で映画作りを勉強したRZAの作品の脚本の仕上がり具合(ちなみに脚本は『ホステル』のイーライ・ロス)に満足したタランティーノは「プレゼンツ」という形でクレジットに名前を連ねています。要するにタランティーノの暖簾分け的な作品ってことかな...?

RZA以外の出演者も、「ニュージランド産の歌う暴れん坊ラッセル・クロウルーシー・リューなど熱い面々が集結。彼らが繰り広げるバイオレンス・アクションに大いに期待いたしましょう。

映画『アイアン・フィスト』は8月、渋谷シネクイントほか全国公開。

(C)2012 Universal Pictures


映画『アイアン・フィスト』公式ページ

(傭兵ペンギン)

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