飛行はとっても安全で、事故なんて滅多に起こることではありません。
飛行機嫌いの方に飛行機の安全性を話す時、こんなフレーズを耳にしたこともあると思います。「空港に向う間に交通事故で死ぬ確率の方が、飛行機事故で死ぬ確率よりも高いんだよ。」
しかし、どうして飛行機が安全だと言えるのでしょうか? 確かに滅多に起こることではありませんが、起こったが最後、自動車事故で死ぬよりも遥かに高い確率で死んでしまう気がしませんか?
ところが、万が一飛行機事故に巻き込まれたとしても、95パーセントの確率で生き延びることが出来るそうなのです。大事なことなので、2回書いておきますね、95パーセントですよ。
では、以下から詳細をどうぞ。
BoingBoingのマギー・コース・ベーカー記者は以下のように記しています。
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国家運輸安全委員会(National Transportation Safety Board)が、1983年から2000年の間に発生した商業用飛行機事故を調べた所、事故に巻き込まれた人達の実に95.7パーセントが生き延びているということが判明しました。非常に状態の悪い事故だけに絞って見ても、全体の生存率は76.6パーセントなのです。
先週末、私はこの事実をパイロットの友人と話していました。すると、彼は1989年7月19日に起こったユナイテッド航空232便 緊急着陸事故のことを教えてくれたのです。
その日、ユナイテッド232便は、その全ての油圧操縦を失ってしまいアイオワ州スーシティに、通常よりも120km/h以上早い速度で緊急着陸しました。この様子は上の動画でも見ていただくことが出来ますが、機体は破壊され炎に包まれている酷い有様です。しかし、こんな状況でも62パーセントの乗客が生き延びています。
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飛行機の場合、乗客数が多いのでどうしても死者の数が多く感じられます。しかし、例え事故になったとしても生存率がここまで高いのであれば、これからはもう少し緊張せずに空の旅を楽しめそうですよね。
[via io9]
(中川真知子)
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