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映画では主人公になれそうにない、悲しい8人のマーベルヒーロー
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映画では主人公になれそうにない、悲しい8人のマーベルヒーロー

2013-04-12 21:04
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    毎年のようにマーベル作品をベースにした映画が公開されており、その勢いは衰える様子を見せません。2014年には『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』の公開を予定していますし、『ドクター・ストレンジ』と『インヒューマン』の製作も検討中とのこと。

    『ファンタスティック・フォー』から誕生した『インヒューマンズ』まで映画化されるかもしれないということは、もうマーベルには映画化できないキャラクターなんていないのではないかと思ってしまいます。しかしio9によると、それでも一部のキャラクターは主役になれない可能性がありそうです。

    では以下から、その問題のキャラ8人を紹介していきたいと思います。
     


    【大きな画像や動画はこちら】

     
    1)サブマリナー

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    アトランティスの王子であるネイモア・サブマリナーは、マーベルヒーローの中でも映画になりそうなポテンシャルを兼ね備えていると思うかもしれません。正直なところ、多分持っているでしょう。しかし、考えてみて下さい。マーベルがインベスターを呼んでミーティングを開いたとします。ネイモアのことを、「海水パンツを履いた素行の悪い男がヒーローです」と説明するのでしょうか? そんなことをしなくても、マーベルには素晴らしいヒーローたちがたくさんいます。


    2)シーハルク

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    ハルクは存在感もあり、『ハルク』や『アベンジャーズ』で活躍を見せていますが、ブルースから輸血を受け、シーハルクとなってしまった従姉妹のジェニファー・ウォルターズはあまり存在感がありません。ハルクと違い、コメディ色が強いのです。シーハルクを主人公にしてしまうと、コメディタッチになってしまい、ハルクの身に起こった悲劇を軽視するような結果になってしまいます。大体、ブルースがハルクになることをこんなにも嫌悪して苦しんでいるにも関わらず、何故、彼女はシーハルクになることを受け入れているのでしょうか? むしろ、楽しんでいるようにも見えます。マーベルはハルクだけに集中するべきです。


    3)アルファフライト

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    カナダのヒーロー「アルファフライト」には申しわけないと思いますが、マーベルのミュータント部門はX−メンがリードしています。万が一、マーベルがX−メン以外のミュータント映画を作ろうと考えたとしても、『X−フォース』や『X-Factor』、『X−Treme X−Men』、『エクスカリバー』などのX−メンシリーズが先に映画化され、『アルファフライト』は最後に回されてしまうでしょう。


    4)シャン・チー

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    マーベルの『Master of Kung Fu』をベースにしてカンフー映画を作るというアイディアには何の問題もありませんが、もしもマーベルがカンフー映画を作るとしたら、もっと知名度があって人気があり、ルーク・ケイジの親友でもあるアイアンフィストを起用することでしょう。シャン・チーは、アイアンフィスト主演の映画で、ゲストスターとして登場させてもらえるかもしれません。


    5)セントリー

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    セントリーは2000年頃に考案されたマーベルのヒーローです。彼はヒーローではありますが、非常に危険です。コミックや映画になるだけのポテンシャルを兼ね備えていますが、映画化には至らないでしょう。

    というのも、セントリーには他のマーベルヒーローが持つような背景がありません。そして、マーベルは映画の中に無敵のヒーローを求めているわけでは無いからです。加え、セントリーは精神が病んでいます。彼はスーパーヒーローではありますが、ヴィランを宇宙の遥か彼方に飛ばした後、木っ端みじんにしかねない危険性を孕んでいます。セントリーは、『アベンジャーズ』のヴィランとして映画に出演する方が良いでしょう。


    6)ケーブル

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    ケーブルは、未来に飛ばされたX−メンのサイクロプスとマデリーン・プライアー(ジーン・グレイのクローン)の息子で、大きな銃を携帯し、テクノ・オーガニック・ボディを持ち、彼の悪のクローンが地球を支配することを阻止するために過去に行きます。こんなハチャメチャな背景があるケーブルを主役にしたら、尺が8時間くらいないとまとまりのあるストーリーにはならないでしょう。加え、『X−メン』シリーズでは、サイクロプスとジーン・グレイは死んだことになっており、まだクローンであるプライアーは誕生していません。それに、ストーリーが進んだとしても、子供を作るところまではいかないでしょう。


    7)マンシング

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    ヒーローの名前が男性性器を暗に意味するようでは、映画化は望めないでしょう。テレビドラマ化はされましたが、さすがに劇場映画化は無いと思います。


    8)デスロック

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    ゾンビサイボーグソルジャーのデスロックの問題点はいくつかあります。まず全盛期が90年代と少し古いヒーローであること。またデスロックをヒーローにして作れるストーリーが次の3つに絞れてしまうこと。1. 悪いヤツを撃つ。2. 金で雇われた傭兵になる。3. S.H.I.E.L.D.の為に人を殺す。これしかありません。それならば、パニッシャーやS.H.I.E.L.D.のエージェントの方がよい仕事をしてくれそうです。


    [via io9

    (中川真知子)

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    RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2013/04/marvel_chara_never_will_be_in_movie.html
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