サニェ......。
鮮魚などと同じで、ナマモノであるというのはわかっています。かつてあれほど愛を注いだ彼女の服が「大安売り!」的に売られているのを見ると、ちょっと悲しくなってきます。
しかし、隣に並んでいる最新作のドキプリのキュアハートの衣装は5500円ほどなので、価格差は1500円。トイザらスはある意味良心的な価格であるのかも? ということで、最新作である「ドキドキ!プリキュア」のグッズと、1つ前の作品「スマイルプリキュア!」グッズの価格を比較してみましょう。続きよりどうぞ。なお、値段は執筆時のものです。
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■変身グッズ
・スマイルプリキュア! カラフル変身! スマイルパクト
3675円 → 1550円(58%OFF)
・ドキドキ!プリキュア ドキドキ変身! ラブリーコミューン
3990円 → 2527円(37%OFF)
変身グッズの値下がりは比較的緩やかです。それでも半額以下となっていますが、元々それほど値段の高い物ではありませんしね。なお、ラブリーコミューンは非常に良く出来ていて、タッチ感度も良好。オモチャといってバカにできない完成度となっています。
L・O・V・E!!
■必殺武器
・スマイルプリキュア! ロイヤルクロック
9240円 → 1200円(87%OFF)
・ドキドキ!プリキュア ラブハートアロー
4935円 → 3600円(27%OFF)
値下げが一番酷かったのがこの必殺武器。ロイヤルクロックはスマプリ終盤に出てきたまさに最終兵器的なアイテムですが、脅威の値崩れ87%OFFとなっています。まぁ、子供用オモチャとしては元値が高すぎだ! っていう意見もあります。
一方ラブハートアローは、つい先日より登場したばかりの必殺武器なのでさすがにAmazon様といえ割引率は低め。しかし25%OFFは頑張っているのではないでしょうか。「ハートシュート」時のキュアハートのニヘラ顔が可愛すぎてドキドキが止まりません。
■衣装
・スマイルプリキュア! なりきりキャラリートキッズ キュアサニー
6825円 → 2180円(68%OFF)
・ドキドキ!プリキュア なりきりキャラリートキッズ キュアハート
6825円 → 5098円(25%OFF)
プリキュアショーなどのイベントに出向くと、必ずといっていいほどプリキュアの衣装を着ているちびっ子を見かけるため、衣装というのは需要の高いグッズなのは間違いありません。特にこの「なりきりキャラリートキッズ」シリーズはプリキュアイベント用の勝負服。イベントにおいてのちびっ子の正装という位置づけなのです。
しかし、本物の現行プリキュアを目の前にして、過去のプリキュアの衣装を着ているというのは......。滑稽です。映画公開に合わせて行われていた歴代プリキュアが集まる「プリキュアオールスターズショー」ならまだしも、過去の女の衣装ではもはや勝負にはならないのです。数少ない外でのお披露目の機会が奪われることとなるため、この落差に納得せざるを得ません。
なお、キュアサニーとキュアハートの衣装で比較しているのは、単純に僕が好きだからです。
■衣装(大きなお友だち用)
・スマイルプリキュア! キュアサニー 日野あかね 風の衣装
2万9800円 → 8800円(70%OFF)
・ドキドキ!プリキュア キュアハート 衣装 グッズ オーダメイド対応可能
2万3000円 → 1万3000円(43%OFF)
大きなお友だち用の服は元値が高いため、値下がり率もまた大きめ。しかし、大きなお友だちにはちびっ子よりも熱が下がり辛いという特性を備えているため、ある意味買い時なアイテムです。大規模合わせをやることになっても、この値段であれば若干気軽になるのではないでしょうか? 事実、ソレっぽいイベントのレポートを見ると、結構スマプリ5人合わせは未だ見かけます。過去の女でも変わらぬ愛を注ぐ姿には魂の気高さを感じさせられます。
さてさて、いくつかのグッズをピックアップしてみましたが、やはり全体的に見ると元値の高いものは値引き率が大きいですね。ショップ側としてもこのまま売れ残ると不良在庫を抱えることとなるので、捌き切りたいオーラをバリバリと感じます。というわけで、以下リサーチ結果となります。
過去の女の装備品は、約6割~9割引で買える。
もう少し経つと市場からも消えちゃう可能性があるので、コレクターズ・アイテムとして揃えておくのであれば、今がチャンスであるかもしれません。
©ABC・東映アニメーション
(小暮ひさのり)
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