今年もいってきました!
吉祥寺にあるゲームとデザイングッズのお店、METEORにて開催されている「わたしのファミカセ展 2013」にお邪魔してきました。ファミカセ展は、ファミコンのラベル部分をキャンバスに様々なクリエイターがデザインするという展示会。今年で9年目を迎え、昨年を上回る89本の出展がありました。
ちなみに去年もレポ記事を書かせていただきました。壁一面にお行儀良く並べられたカセットはそれだけで圧巻ですよー。それでは、続きからギャラリーをご覧下さい!
【大きな画像や動画はこちら】
綺麗に陳列してありますねー。ファミカセ展は海外からの参加者もちらほらといて、やたら凝ったドット絵やエキゾチックな色使いにお国柄を感じたりします。ゲーム愛は国境を超えますね。お店の端に置いてあった『スペランカー』は何度やってもエレベーターを上手く降りられませんでした。
ここで個人的にグッと来たカセットをいくつか紹介。まずはこちらの『達磨祈願ゲーム だるまげどん』。各カセットの裏には説明シールが貼られており、それによると「だるまさんが転んだやにらめっこなどのゲームはもちろん、選挙運動シミュレーションや受験勉強サポートゲーム」などが詰まった大変縁起の良いソフトとのこと。ラベルデザインもカクっとした達磨っぽくてグッと来ますね!
お次はこちら「スペース インベーダガヤ。」。見たことのあるデザインだなーと思ってよく見たらインベーダーじゃなくて『Dr.スランプ』のニコちゃん大王のドット絵が! なるほど、だからだがやなのかと関心しました、デザインもタイトルもよくできてます。地球(チタマ)を侵略しようとする宇宙人をバンバン撃ちまくるゲームです。
手前みそでございますが、拙作も出展してるのでちょこっと紹介。いかにも中二感溢れる仕上がりに今さらながら恥ずかしくなる次第です。
あんまりたくさん紹介するとネタバレっぽくなってしまうのでこのあたりで。この他にも個性豊かな作品が多数出展されていますよー。
また、METEORには先日紹介した銀河系80sアイドルプロジェクト『Trillion Starlights(トリリオン スターライツ)』のCDが置いてあるんですが、なんとそのアイドルである星乃希ちゃんをテーマにしたファミカセがありました。こちらはMETEORの店長、坂上さんが制作されたそうです。
しかもパッケージ付きです。坂上さんいわく、このソフトは希ちゃんがピザを配達するゲームという設定なので、少年が新聞配達のアルバイトをするゲーム『ペーパーボーイ』をイメージされたとのこと。せっかくなので坂上さんにファミカセ展について軽いインタビューをしてみました。
ーー今年で9回目の開催となるファミカセ展ですが、これまでで何か印象に残ったことはありましたか?
METEOR 店長 坂上さん(以下:坂上さん):AGBICという海外のゲームファンコミュニティサイトがあって、そこではファミカセ展のゲームが何作か実際にゲーム化されてたりするんですけど、そういうファンの力みたいなのはすごいと思いましたね。制作途中のものや実際にプレイ可能なレベルまで作られてものなど、色々とあります。(ファミカセ展2011出展作品「BENDER」、
ファミカセ展2012出展作品「FAMICLOUD」)
ーー『トリリオンスターライツ』のパッケージを作られていましたが、あれすごくよくできてますね!
坂上さん:ドット絵も手打ちしたんですけど、お客さんから時代考証を突っ込まれましたね(笑)。この車ハイブリッドみたいだけどそこんとこどうなの、みたいな。
確かにローラースケート少女と車が同じ車線を走るというのはなかなかファンキーですね。でもゲームですから! 突然のインタビューでしたが快くお答え頂き、ありがとうございました!
「わたしのファミカセ展 2013」は2013年5月31日まで開催中。入場は無料で、月曜日は定休日なのでご注意を。公式サイトでは出展作品を一覧することもできますが、METEORはファミコンソフトだけでなくゲームに関連した色々なグッズ、CDなども取り扱っているのでぜひ足を運んでみてください!
[わたしのファミカセ展 2013 - My Famicase Exhibition 2013]
[METEOR]
(ヤマダユウス型)
関連記事