『スター・ウォーズ エピソード7』の監督に抜擢された、J・J・エイブラムス監督が、自身の最新作『スタートレック イントゥ・ダークネス』を語るために、先日もご紹介したアメリカ、ABCテレビのトークショー『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演。ところが、またしてもおかしな展開に......!
しかも今回は、サプライズ・ゲストが2人も登場し、ふたりとも衝撃的な発言をしています。早速ご覧ください。
【大きな画像や動画はこちら】
前回は「ハリソン・フォードが観客として来た「チューバッカ」にブチ切れる事件」を紹介しましたが、今回のゲストであるJ・J・エイブラムス監督は一体どうなってしまうのでしょうか......。
司会者のジミー・キンメルさんに「スター・ウォーズはどうなっているんですか?」と尋ねられ、「めちゃくちゃにしないために、今は色々考えてるところなんだ」と曖昧な回答をするJ・J・エイブラムス監督。
ジミー・キンメルさんに「観客の中に、脚本についてアイデアを持ってるあなたのファンやスター・ウォーズのファンがいるのですが、彼らの話を聞いてくれますか?」と聞かれ、「うーん、どうかな」と答える監督。しかし、客席は大盛り上がり。というわけで、ファンの声を聞くことに。
またこの人か! 「ルーク・スカイウォーカーは知ってますか?」と監督に質問。監督が「ええ」と答えると、このファンは「彼がライトセーバーで戦うシーンを入れるべきだ」と提言。
監督が「わかった、考えておくよ」と言うと、ファンは「それと、レイア姫とチューバッカはヤるべきだ......それがファンが見たいものなんだ」と発言。これには監督も驚いた様子。即座にジミー・キンメルさんが監督に「参考になりそうですか?」と質問。監督が「ちょっとそういうのは、よくわからないな......」と濁しました。そして、次の観客が指名されます。
またか! このファンは「僕もあの男に賛成だよ。レイアとチューイはヤる必要がある」と発言(チューイはチューバッカの愛称)。ジミー・キンメルさんは「レイアとチューイにはもう子供が生まれていたんだね」と返します。
監督は「それは出来ないよ...」と言いますが、ジミー・キンメルさんは「ハードコアなファンの意見は聞かないと......」と諭し、新たな観客を指名。
そこにいたのは、なんと『スター・ウォーズ』のランド・ガルシアン役でお馴染みのビリー・ディー・ウィリアムズさん! ビリーさんは「俺にもアイデアがあるんだ。次のスター・ウォーズは、ランドだけが出て、2時間かけて、ランドと美しい女性が愛を......甘い愛を育むんだ......銀河でね」
監督は「そ......それだけ?」と返しますが、ビリーさんは「それだけだよ。他に何がいるというんだい?」と反論。監督が渋々理解したところで、続けてまた別の観客が指名されます。
今度は『スタートレック』のカーク船長役でお馴染みのウィリアム・シャトナーさんが登場! シャトナーさんは「ハン・ソロとかチューバッカとかじゃなくて......カーク船長がいるじゃないか! 彼の人生を描くんだ」と発言、監督が「素晴らしいですね!(エイブラムス監督の『スタートレック』は青年期のカーク船長を描く作品)」と返すと、シャトナーさんは「ああ、私が書いたんだからな(シャトナーさんは後年、映画版『スタートレック』の監督や脚本を手がけ、オリジナル小説も書いている)」と返事。
続けてシャトナーさんは「しかし、私もあの変わった人たちに同意するよ。レイアとチューイはヤるべきだ。ヤるべきなんだよ、JJ! そこで絵を書いてきたんだ」と発言し、シャトナーさんがその絵を見せると観客は大興奮。こうして拍手喝采の中ショーは終了。この流れなら、監督もアイデア採用せざるを得ない......!
......と、もちろん今回もジョークなわけですが、笑える素敵なトークショーでした。今回のランドとカーク船長の登場はかなり予想外でしたね。もしかしたら、二人揃って『エピソード7』に出演なんていうこともありそう。改めて、これからの情報に注目しておきましょう!
J.J. Abrams Takes Audience Suggestions for Star Wars[YouTube via GeekTyrant via io9]
(傭兵ペンギン)
関連記事