そういえば、「Kotaku」も「Otaku=オタク」から派生した名前でしたね。
それはある日のこと、筆者はアーティストのコミュニティ・サイト「deviantART」で「GLaDOSファンクラブ(#GLaDOS-Fanclub)」なるグループを見つけました。そこは『ポータル』の大ボス、アパチャー・サイエンスを司る巨大コンピューター「GLaDOS」を愛好する人々の集う場所でした。 人気キャラクターだけに、こういうコミュニティがあるんだな...とポチポチとクリックしてまわっていると、ファンアートが投稿されている「ギャラリー」の中に奇妙な項目があるのが目にとまりました。
「GLaDOS ひゅーまん ヴぁーじょん... GIJINKA?」 そう、そこに投稿されている絵は、すべて「擬人化」されたGLaDOSだったのです!
スーパーリアルからチビキャラまで、人間化したGLaDOSを思い思いに描いています。「丸いコアがついている」「基調はホワイト」など、ゲーム内での要素を踏襲しているのは、擬人化のお約束通りです。 髪型も、はじめはロングヘアやツインテールなど様々ですが、徐々に「草薙素子」チックなショートボブ、ということで合意がなされたようです。コンピューターだけに、サイバーパンクなイメージなんでしょうか。
AIなのにどうにも人間くさいところが人気のGLaDOSは、擬人化しやすいキャラクターなのかもしれません。日本における、モノだろうが記号だろうがなんでもアリ、な擬人化とは少し違う気もしますが、「Gijinka」という単語が普通に使用されていることには驚きました。
他にも、初音ミクの3Dモデルを元に作製されていたり、コメントに「Moe!」なんて書きこまれていることも。 海外ゲームが勢いを増す一方で、日本のサブカルチャーの持つチカラも、ますます世界をトリコにしているようですね。
#GLaDOS-Fanclub[deviantART]
(吉永大祐)
コメント
コメントを書く日本人は現象とかですら節操無く擬人化するからな…wwww 外国人にそこまで理解してもらうにはまだ時間が掛かりそうだが、何にしてもこれは大きな一歩だ。
俺の嫁はタレットたん!