イーヴル(悪魔)とビューティフルの間を貫く弾丸。
スイスの掩体壕(または燃料庫かシェルター)から発見されたという、弾丸のカートリッジ。io9によると、これを縦真っ二つに斬った姿に美しさを感じる女性フォトグラファーがいらっしゃいます。
それがサビーン・パールマンさん。900発以上が見つかったという第二次大戦の遺物がこれらの銃弾なのですが、一口に銃弾と言っても、実に様々はタイプがあるんです。
以下で写真をご覧いただきたいと思います。どうぞ!
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ふむ、確かにある種の機能美を感じますね。
2012年10月に撮影されたという、これらの写真。弾丸とは、破壊や殺傷というネガティヴなものをクリエイトする、戦いのために人間が生み出した、悲しき負の美しさなのです。美しい工業製品でありながら、その目的と存在が後ろにあるため、意義も中身も非常に複雑な製品なんですよね。
中にはダーツのような矢が埋め込まれたもの、尖った杭状の部品や、球状の鉄球が埋め込まれたものなどもあり、火薬の詰め方もまたそれぞれ違います。どの弾丸が何なのか、詳しく知りたい方は元ネタのio9、または下記リンクからスペックをご覧になってください。
そして写真を撮った、オーストラリアで生まれ、ロス・アンジェルスで活動をしているという美人フォトグラファー、サビーン・パールマンさんのウェブサイトでは、さらなる弾丸写真やその他のテーマで撮られた作品もチェックできるようになっていますので、写真芸術に興味がおありの方も、ぜひどうぞ。
[Sabine Pearlman via mashKULTURE via io9]
(岡本玄介)
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