古くなったコスでも、アイデアひとつで超個性的にビフォーアフター!
カリフォルニア州南部のサン・ディエゴで行われる「コミック・コン」が始まりましたが、日本でも7月、8月はイベントの季節。イベントといえばコスプレです。
イベントの何ヶ月も前から着々とコスプレの準備をするコスプレイヤーさんもいるかと思いますが......クローゼットに眠っている去年のコスチュームでもイイや、なーんて思っているグータラさんたちも、いるかもしれません。
でもですよ? せっかく大きなイベントと会場でコスプレをするってのに、使い回しじゃちょっと芸がないですよねぇ。io9では、そんなナマケモノのコスプレイヤーさんたちに、ちょっとした工夫で新鮮(もしくは斬新?)なコスプレを作るアドバイスをいくつか挙げています。
以下で一緒に見てみましょう。どうぞ!
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グループでコスチュームを合わせよう!
自分が着るコスチュームと同じゲームやアニメなどに登場する仲間と一緒に参戦してみましょう。独り寂しく参加するよりも、仲間としての共通意識を持ってワイワイやるのが楽しいコトは間違いがありませんし、古いコスでも大勢の中に埋もれてしまえば、その古さは関係ないというメリットもあります。
まずはインターネットを駆使して、同じ(コスプレの)趣味を持った人たちを探し、コンタクトを取ってみてはいかがでしょうか? 会場現地で打ち解けて仲良くなるパターンもあるかと思いますが、それより事前に仲良くなって一緒に会場入りするほうが同じ体験を共有できて、より一層楽しさが増すと思われます。
写真:『ジュラシック・パーク』コスの合わせはCosplayers.Acparadiseから
コスをアップ・グレードしてみよう!
大のお気に入りであればイザ知らず......一度着てしまったコスチュームは、自分の中では新鮮さはありませんよね。であれば、ちょっとカスタマイズしてみるのもイイかもしれません。
たとえば、衣装の色を変えて、『科学忍者隊ガッチャマン』の大鷲の健からコンドルのジョーになってみたり、メガネなどの小道具&ヘアスタイルを変えて『ゴーストバスターズ』のレイモンド・スタンツ博士から、イゴン・スペングラー博士になったりしてみてはいかがでしょうか?
このように、ちょっとしたコトで別のキャラクターになるコトもできます。目の付けどころがシャープなアナタになら、スグにできるキャラ変更もきっと多いハズです。
Saga from The Mary Sue、Phoenix Force Five from Playdom、Captain Marvel by Anna Cosplay Photography
クロス・プレイをしてみよう!
写真のように春麗となったヒゲのオッサンや、プリケツでゲイっぽいホーク・アイ、ドラゴンのヌイグルミがまとわりついている金髪ロンゲのヒゲおやじではサッパリ参考になりませんが......。コレは要するに「ジェンダー・ベンディング」。平たく日本語にしますと「性別転換」ってコトになりますね。
過去にも女性が『ゴッド・オブ・ウォー』クレイトスさんとなって、ハゲマッチョがステキにセクスィーに大変身しましたし、バニーガール姿でセクスィーになった『アベンジャーズ』も壮観でしたよね。ヘソ出しメキシカン美女による、『餓狼伝説』のテリー・ボガードもあれば、『新スタートレック』データが女体化したハイ・クオリティーなコスプレもありました。
男性レイヤーさんが女性化するパターンは少ないですし、結果を見たくない場合も多々ありますが、ぜひとも女性のコスプレイヤーさんには男性キャラに挑戦していただきたいです。
子どもにコスプレさせてみよう!
どんなに手作り感が満載だったとしても、カワイイお子様たちが着ている分にはゼンゼン問題ありません。むしろ、その不器用な感じが子どもらしくてキュートだと称賛されるコトでしょう。
ついでに言えば、小さい頃からコスプレに慣れさせておけば、大人になってコスプレイヤーに成った時の経験値が豊富で、コスプレ的な英才教育も出来るってモンです。
写真:Danny Choo Wonder Festival Cosplay
マッシュ・アップしてみよう!
たとえば以前にご紹介しましたように、『TRON』化した『キングダムハーツ バースバイスリープ』テラなんていうのは超絶にカッコ良いミックスでしたよね。他にも、プロポーションに自信があれば、ビキニ姿でマスクだけのストーム・トルーパーはいかがでしょうか?
以前には、初音ミクがドナルド・マクドナルドのコスプレをして、思わずスマイル100個頼みたくなっちゃったコスプレもありましたが......アレは男性が女装して、リアルにジェンダーをベンドしてしまった超レベルの高いコスプレでした。
ご自分の美貌に自信がある男性レイヤーさんは、そういうコスプレもアリというのを知っておいて損はないかと思われます。
The Ood is from Gallifrey One photographer Bryan Gateb via MTV. And Smauglock is via Teenage Holmes.
ちっちゃいコトは気にすんな!
2次元の世界をベースにしたコスプレならまだしも、映画やドラマは実際の役者さんが演じています。コスプレイヤーさんが、その役者のソックリさんでもない限り、似ていないのは当たり前のコトです。とにかく本人が楽しむのがイチバンです。
ついでにですが、もしもコスプレをするキャラクターの2~3回先の放送で登場するような格好になったり、発売前のゲームでネタバレを含む場合もOKとしましょう。その辺はグレーゾーンなのかもしれませんが......最新の情報を先取っているだけでなく、そのコスチュームをすでに造っているという点では、称賛に値する部分もあるかと思われます。
写真:deviantARTより、ドイツのGreen-Makakasさん。
それでも上手くヤレそうな自信がなければ......?
デッドプールになって、自由奔放にちゃめっ気全開で会場内を走り回っていれば大体オッケーです。
てなワケで、今回の「アメリカ式」コスプレ道を心得ておけば、おニューのコスがない! って時も、どうにかなるかもしれません。これらモロモロを頭の片隅に置いておきつつ、皆さんハッピー・コスプレ・ライフをお送り下さいネ!
スペシャル・サンクス:トム・シアッチオさん、デイヴィッド・ファブリカントさん、ロブ・ブリッケンさん、エヴァン・ナーシスさん
Update Your Cosplay for Comic Con 2013: What to Wear, What to Burn[io9]
(岡本玄介)
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