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「コーヒーを飲んでいると自殺率が50%下がる」という研究結果
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「コーヒーを飲んでいると自殺率が50%下がる」という研究結果

2013-07-31 14:30
    「コーヒーを飲んでいると自殺率が50%下がる」という研究結果


    コーヒー好きの皆さん、コーヒーがより美味しく感じられそうな情報です。

    「io9」によると、ハーバード公衆衛生大学院が、「一日に何杯かコーヒーを飲むと、男性・女性ともに自殺率を50%下げる」という研究結果を発表したそうです。

    では、以下から詳細をどうぞ。
     


    【大きな画像や動画はこちら】

     
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    アメリカで行われた研究で、1日にコーヒーを2~3杯飲む成人は、「ノンカフェインや極少量のコーヒーを飲む人」、または「全く飲まない人」よりも自殺率が50%低いことが分かりました。

    カフェインは中枢神経を刺激するだけでなく、セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンを含む脳内の特定神経伝達物質の生産を高めることによって、軽度の抗鬱剤として作用する可能性があります。これは、過去に疫学研究が発見した「コーヒー愛飲者は鬱のリスクが低い」という説の証明になるのではないか? と研究者は報告しています。

    この最新の研究では、1988~2008年にHealth Professionals Follow-Up Studyに登録した4万3599人の男性と、1992~2008年にNurses' Health Studyに登録した7万3820人の女性、そして1993~2007年にNurses' Health Study IIに登録した9万1005人の女性を対象に調査しました。

    調査員によって「カフェイン」、「コーヒー」そして「カフェインの入っていないコーヒー」のそれぞれの摂取量は、4年ごとに調査されたそうです。

    そして、カフェインの消費量は、コーヒーやお茶、カフェイン入りソフトドリンク、チョコレートなど、カフェインの入っている飲料や食べ物から計算され、そしてカフェインの主要源は、NHSでは80%、NHS2では71%、またHPFSでは79%が「コーヒー」ということがわかりました。

    この3つのグループの研究参加者で、277人が自殺しました。

    しかし、この結果が出たからといって、成人うつ病患者のカフェイン摂取量を増やすことは勧めません。それは、最適なカフェイン摂取量には個人差があり、増やすことで好ましくないとされる副作用が出る可能性も否定出来ないからです。「全体的に、1日に2~3杯のコーヒー、もしくは400mgのカフェインの接種で、少しだけ利点があると言える」と研究者は書いています

    Harvard Gazetteより一部抜粋

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    コーヒーが良いとはいえ、Harvard Gazetteには、フィンランドの研究では「1日に8杯以上のコーヒーを飲む人は自殺率が高い」という結果が出ているとも書かれています。よって、どんなにコーヒーが好きでも、上で書かれている通り、1日2~3杯にしておくのが良さそうですね。


    [via io9

    (中川真知子)

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    RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2013/07/coffee_drinking.html
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