宇宙基地の中を、無重力状態で飛べますよ!
NASAが運営する、カリフォルニア州パサデナに在るジェット推進研究所こと「JPL」。この研究所が、話題のバーチャル・リアリティー対応ヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」と、体感型VRデバイス「Omni」のテクノロジーを合体させて、火星探査シミュレーターを製作しました。
これは、いつぞやご紹介しました「『Oculus Rift』+『Omni』で『マインクラフト』をプレイしてみた」とやっているコトは同じなのですが、使い道がもっとアカデミックでカガク的なモノとなっています。
これで、火星に降り立って歩くことが、実際に行かなくても疑似体験できるようです。以下で動画もチェックしてみてください。どうぞ!
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エンジニアのひとりが、「Engadget」によるインタビューから得た情報では、火星を探検する隊員たちは、最初にXboxのコントローラーを使ってバーチャル火星を歩きまわっていたそうです。
しかし、去年のPAXで「Oculus Rift」が発表され、E3で「Omni」が発表されてからというもの、この2種類のマシーンを掛け合わせて使用するべく研究を進めてきた模様。動画のように、プロジェクトが完成すれば、隊員たちは(一応)両手をフリーに、自由自在に歩きまわるコトができるようになります。
ゲーマーの私たちからしたら、ただ武器もエイリアンも無しに赤い地上を歩くだけのゲームにしか見えませんが...火星探査のためには、非常に重要なシミュレーション体験なのです。
コレで練習しておいて、本番で火星を歩き回れば、映画『ミッション・トゥ・マーズ』のように人類の始祖である火星人に出会える...かもしれません。
Immersive Space Exploration[YouTube, via Engadget via Kotaku]
(岡本玄介)
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