先に言っておきますが、「あの機能」は自爆装置ではありませんから!
1898年に、フィンランドでゴム屋さんから始まったという、車用タイヤ会社「Nokian Tyres」。このノキアン・タイアスは発祥の地が雪深い北国というだけあって、雪上での運転に最適な冬用タイヤの製造販売に力を入れているそうです。
そのノキアンが、コンセプト・デザインとして作ったのが...どう見ても絶対にボンドカーだろコレってほどのスタッド・タイヤなんです。
ハンドル横にあるボタンをポチっと押せば、瞬時に出てくるスタッド内蔵のタイヤなのです。これでアナタもジェームズ・ボンド気分が味わえることでしょう。
ではさっそく、以下の動画でチェックしてみてください。本家『007』からのシーンも置いておきますので、そちらもどうぞ!
【大きな画像や動画はこちら】
おぉー、これなら週末にドカ雪が降っても、立ち往生しないでモリモリ走れそうですね。
で、実際にどの『007』にこんなボンドカーが登場したか、皆さんは憶えておられますでしょうか? それはティモシー・ダルトンさん主演、1987年公開の『007 リビング・デイライツ』。a−haが主題歌を歌った懐かしの1本ですよね。
では、どんなシーンでスタッド・タイヤが登場したのか、コチラをご覧ください。
アストンマーチン・V8・ヴァンテージ・ヴォランテ!
ボンドカーの魅力が発揮されまくったこのシーンですが、スタッドと言うよりスパイクがニョキっと出てきます。スタッドレスタイヤ界では、最高速度が出せるタイヤを作っているこの会社は、もしかしたらこの映画を観てアイディアが閃いたのかもしれません。
もしもこのタイヤが実用化されれば、ボタンひとつで雪道に強くなったり、スタッドを引っ込めて路面を普通に走れたり、そしてスパイになった気分になれたりしますね、
次はぜひとも、男の夢であるレーザービームが照射できるタイヤを作っていただきたいかな、と思います。
James Bond's Push-Button Studded Tires Are Now Real[JALOPNIK]
(岡本玄介)
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