ネタが際どすぎて暗殺の脅迫まで!?
マット・ストーンさんとトレイ・パーカーさんによる強烈に過激なアニメ『サウスパーク』。1997年の放映開始以来、今も続く人気シリーズで、来月には新作RPG『South Park: The Stick of Truth』もリリース予定です。
そんな『サウスパーク』のあまり知られていない10の秘密をAlltime10sがまとめてくれました。
うんち、ショウジョウバエ、宗教ネタまで、ファンでもなかなか知らないであろう10の秘密、どんなものでしょ?
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10. ケニーは、トレイ・パーカーの子供の頃の友達をモデルにしている。その子は学校をよく休んでいたそうで、それが「よく死ぬ」ケニーのキャラクターへとつながった。男好きで有名なカートマンの母親、「リアン」の名前は浮気をしていたトレイ・パーカーの元フィアンセから着けられた。
9. パイロット版の制作には3ヶ月を要し、切り絵ストップモーションアニメの手法で作られていた。それ以降はコンピューターでアニメを制作するようになり、1話制作にかかる日数は6日だそう。
8. 番組内でサイエントロジーをネタにした後、トレイ・パーカーとマット・ストーンはサイエントロジーに私生活を探られている。なにか秘密を見つけ出して黙らせようという狙いがあったそうだが、結局どんな秘密も見つけることができなかった。
7. 番組の原型となるアニメは1995年にはすでに存在した(『サウスパーク』初回放送は1997年)。FOX TVの重役に向けた、動画のクリスマスカードとして作られた短編で、イエス・キリストがサンタクロースと戦うという内容だった。
6. ショウジョウバエの成虫を数日で死に追いやる突然変異遺伝子「ケニー」は、番組内でよく死ぬキャラクターであるケニーからとられた。
5. トレイ・パーカーがまだ子供だった頃、トイレの水を流すようしつけるために、父親から「水を流さないとうんちが生を持ち殺しに来る」と言われていたそう。それがMr.ハンキーの元となった。
4. 2000年のアカデミー賞授賞式に現れたマット・ストーンとトレイ・パーカーは、女装して現れたどころか、LSDでハイになっていた。映画版である『サウスパーク/無修正映画版』から「ブレイム・カナダ」がアカデミー歌曲賞にノミネートされていたのだが、結局受賞したのはフィル・コリンズの『ターザン』。
3. ジョージ・クルーニーはスタンの飼い犬でゲイの犬、スパーキーの吠え声でカメオ出演している。米トークショーホストとして有名なジェイ・レノも猫の役で出演したことがある。『となりのサインフェルド』のジェリー・サインフェルドは七面鳥役を断っている。
2. 番組内で『ファミリー・ガイ』をネタにしたエピソード「カートゥーン・ウォーズ」というものがある。このエピソード放映後、『ザ・シンプソンズ』のスタッフから感謝を示すために花が送られ、『キング・オブ・ザ・ヒル』からは「神の業」と讃える電話がかかってきた。
1. 2010年にイスラム教の預言者ムハンマドがクマの着ぐるみを着るエピソードを放映した際には、トレイ・パーカーとマット・ストーンは殺害を仄めかす脅迫を受けた。それに続くエピソードは検閲が入り、無修正版は未だ公開されることはない。
いやはや、いろんな裏話がありますねー。マット・ストーンさん、トレイ・パーカーさんの作品には映画『オーガズモ』やミュージカル『The Book of Mormon』も含めて、宗教ネタが多いのも人気の秘密なんでしょうが、くれぐれもヤリ過ぎて殺されたりしないようにしてくださいね!
10 Things You Didn't Know About South Park[Alltime10s via Kotaku]
(abcxyz)
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