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パックマン』の開発者がゲーム作りの掟を熱弁してくれました。

ゲーム制作に興味がない人も必見! 人生のヒントがたっぷり詰まってます。 1980年に登場し、「最も成功した業務用ゲーム機」のギネス記録を認定された、今なお世界中で愛されているゲーム『パックマン』。その生みの親の岩谷徹さんが、オランダで開かれたゲームイベントで自身のゲーム制作哲学を紹介しました。  
その一  良いゲームは簡単に理解されなければいけない
その二  真剣に笑わせろ
その三  情報は多く早く集めろ 世情を知るには立ち飲み屋に行け
その四  期待以上の喜びや優しさを提供しろ
その五  人を愛し、楽しませることをモチベーションとせよ
その六  人間は遊びが大好き
その七  人の意見に耳を傾けろ
その八  ハッピーエンディングにせよ
その九  人生にゴールは作るな ただし採点はせよ
その十  心は常にブルーカラー(技術屋)でいろ
以上、主なものをピックアップして紹介しました。こうやって見ると、ゲーム制作というより岩谷氏の人生の哲学そのものですね。 先日、生誕30周年を記念して「Google」がロゴで『パックマン』を遊べるようにしたら世界で500万人以上の人がプレイしました。世界中の人から愛されるゲームを作るには、世界中の人を愛する気持ちが必要なのですね。うーん、深い!  


Pac-Man creator Toru Iwatani [The Japan Times]

(伊藤ハワイアン耕平)