ゾンビ・アポカリプスが起こって大量のゾンビが押し寄せて来たら、どうすれば良いのでしょうか? 対抗するにしても、量が多すぎれば対応しきれません。ましてや、武器が限られているような状況であれば、隠れてやり過ごしたいところです。
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しかし、ゾンビは匂いで人間の居場所を判断するので、物陰に隠れてやり過ごすことは不可能に近く、鍵がかかるような場所に逃げ込んだとしても、ゾンビは貴方を食べるまでその場を離れることは無いでしょう。つまり、奴らから逃げる為には、体臭を隠さないといけないのです。
そこで、「ゾンビ・コロン」をまとって終末世界を生き延びるという説を提唱している、ネブラスカのドーン・カレッジの科学者であるレイチェル・バークス氏をio9が紹介しています。
それでは、以下からYoutubeのReactionsチャンネルにアップされた「デス・コロン(ゾンビ・コロン)」の動画と詳細をどうぞ。
来るべきゾンビ・アポカリプスに向けて、レイチェル・バークス氏が提案するのは、死体の匂いのするデス・コロン(対ゾンビ・コロン)を開発するというもの。死体の匂いは、アミノ酸の一種で、腐肉の匂い成分であるプトレシンと、腐敗臭の元となる化合物のカダベリンに、腐った卵やキャベツ、タマネギの匂いと表現され、口臭や屁の悪臭成分の1つとされるメタンチオールを加えたもので再現します。それらは10億分の1の量でもトンでもなく臭いのだとか。
このプトレシンとカダベリンは、大腸菌から得ることができ、また大腸菌は改造によってメタンチオールも生成することが研究者によって明らかになっているのだそうです。
素晴らしいアイディアですが、問題はまだ残っています。それは、そんなに臭いものを身に纏いたく無いということ。当然、ゾンビ・アポカリプスが起こってしまえば、どんな匂いであろうと我慢しなくてはいけませんが、可能であれば無臭、もしくは少しくらい良い香りであって欲しいところです。良い香りにすることが出来れば、血や汗や死肉の匂いが充満するであろうゾンビ・アポカリプスを生き延びる上で、このデス・コロンが実用と癒しを兼ね備える最強のアイテムになりそうですよね。
[Via Laughing Squid via io9]
(中川真知子)
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