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批評家からもかなり高い評価を受けている作品で、70年代のポリティカル・スリラーを彷彿とさせるストーリーも大変素晴らしいのですが、今回敢えて紹介したいのはそのアクション!
ネタバレにはなっちゃいますが、今作でのベストなアクションシーンと共に、キャプテン・アメリカに立ちはだかるヴィラン「バトロック」と、それを演じたジョルジュ・サンピエールを紹介しますよ!
『アベンジャーズ』の事件から2年後、アルジェリア人の海賊によって占拠された「S.H.I.E.L.D.」の船から人質を救出するため、「キャプテン・アメリカ」がエージェントと共に船に潜入をしたところ、賊のリーダーである「バトロック」に襲われるというシーン。
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バトロック:「お前には盾以外にも何かあると思っていたのだが......」
キャップ:「試してみるか」
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もう凄まじすぎるでしょ! カンフー映画みたいに格闘を横から撮った映像のおかげで、「バトロック」の技や動きのスピード&キレが全力で伝わってきますよね。役者だけでなく、監督のセンスも炸裂しているとんでもなく素晴らしいシーン。ちなみに本編ではこれから素敵な格闘が続きますよ!
こんな印象的なアクションをいきなり魅せつけてくれた「バトロック」ことジョルジュ・バトロックは、「アイアンマン」と「キャプテン・アメリカ」のエピソードが同時掲載されていたコミック誌「Tales of Suspense」に1966年で初登場したフランス人のヴィラン。その初登場以来、幾度と無くキャップの前に立ちはだかる敵の1人です。
スーパーパワーを持たない常人だけど、オリンピック級の身体能力を持ち、フランス生まれの格闘技「サバット」を駆使して戦う。今回の映像でも描かれているように、格闘の天才でキャップをも圧倒する蹴り技を繰り出す凄いヤツです。
フランス人ということもあって、フランスなまりな英語で喋るのも特徴。戦いのスリルを求め金で雇われて強盗や誘拐などの悪事を働くという傭兵ヴィランだけど、名誉を重んじ、大量虐殺などには加担しないというちょっと憎めないタイプのヴィラン。
そんなバトロックを演じたのがカナダ人の総合格闘家ジョルジュ・サンピエール(GSP)。空手、ブラジリアン柔術、ムエタイ、レスリングなど様々な格闘技をミックスさせたスタイルで、UFCの第6・8代目のウェルター級王者となった人物。
そして偶然にもバトロックと同じ、ジョルジュという名前。さらにカナダのケベック出身、フランス語と英語を喋り、身長もバトロックの設定とほぼ同じ180cmの天才格闘家と、まさにバトロックにピッタリな男なんです。
彼の映画出演はこれで3作目ですが、アクションはご覧のとおり完璧だし、見た目も凄くカッコイイのでこれからの活躍に大きく期待がかかっています。『キャプテン・アメリカ3』にも絡んできそうな感じで非常に楽しみ! ヴァン・ダムと鍛えた技をどんどん見せていただきたいですね!
と、今回は「バトロック」とジョルジュ・サンピエールばかりの紹介となりましたが、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』はキャップvsウィンター・ソルジャーのナイフ戦やファルコンの空中戦などなど見逃せないアクションシーンが特盛り。
個人的にはマーベル映画史上で最高の格闘アクションを見せている作品だと思います。『ザ・レイド』や『ボーン・アイデンティティー』シリーズが好きなら、もう今すぐにでも劇場に見に行こう!
[『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』公式サイト]
Captain America The Winter Soldier Clip - Let's See - OFFICIAL Marvel | HD[YouTube]
TAKEDOWN: targeTHE DNA OF GSP[YouTube]
Georges Batroc[Marvel Database](画像)
(傭兵ペンギン)
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