『スター・ウォーズ』に出てくる俳優と言えば、誰を思い浮かべるでしょうか? マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー...などを思い浮かべるのが当然でしょう。
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でもそこには数多くのストームトルーパーや、帝国軍将校たち、グリードやボスクなどの顔の見えない脇役キャラクターたちもいたのです。
そんな、『スター・ウォーズ』に顔が映らない俳優さんたち10名へのインタビューを中心に構成されたドキュメンタリー映画プロジェクト『ELSTREE 1976』が、クラウドファンディングサイトで資金募集中です。
タイトルの『ELSTREE 1976』(エルストリー 1976)は、多分1997年公開の『スター・ウォーズ』がエルストリー・スタジオで1976年に撮影されたことからきているのでしょう。
映画では、顔が見えない役ながらも、『スター・ウォーズ』に出演したことが人生に与えた影響、コンベンションでのサイン会の話や、主役・脇役・エキストラ間の確執なども語られるようです。
顔の見えない/はっきり映らない脇役たちの中でも有名どころで、ダース・ベイダー役のデイビッド・プラウズさんや、ボバ・フェット役のジェレミー・ブロックさんも出演しています。
他に登場するのはグリード役のポール・ブレイクさん、ビッグズ・ダークライター役のギャリック・ヘイゴンさんやリーサブ・サーリン役のパム・ローズさん、マサッシ寺院警備兵役のデレク・ライオンスさんなどです。
監督はレディオヘッド、フォールズ、スーパーグラスを始めとするバンドへのインタビューなどからなるドキュメンタリー映画『Anyone Can Play Guitar』の監督としても知られるジョン・スピラさん。
すでにドキュメンタリーの撮影は自己資金で行い終えたものの、ポストプロダクションをクラウドファンドしたいということで、Kickstarterで資金を募集中です。
10ポンド以上出資すれば映画のデジタル版が、それ以上の出資では、金額に応じDVD/ブルーレイ、サントラ、試写会への招待、クレジットに名前が載る、ボバ・フェットのヘルメットに演じたジェレミー・ブロックさんのサインが入ったもの、などが約束されているようです。
現在のところ資金募集期間を後55日残し、すでに目標金額3万ポンド(約515万円)の約3分の1である1万ポンド近く集まっており、資金集めはなかなか好調のようです。興味がある方は出資してみてはいかがでしょう。
ELSTREE 1976 [Kickstarter via Kotaku]
(abcxyz)
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