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プリキュアショー。
プリキュアショーとは、テレビではなく実際のプリキュアに会える貴重なイベントです。シリーズ放映中のだいたい前期・後期で話が入れ替わるので、事実上映像化されないサイドストーリーが2話あることになります。これは貴重です。
なお、実際のプリキュアショーを納めた写真が手元にたくさん、それはもう山のようにあるのですが、ゴニョゴニョな関係上掲載できませんでした! というわけで、本記事では全編通して落書きイラスト(イメージ図)を掲載させて頂きました。なおスマプリの面々が登場している理由は、単純に僕が好きだからです。
プリキュアショーが行われている場所は、大きなアミューズメント施設、観光施設。小さな規模ですと住宅展示場などでも開催しています。内容的にはデパートの屋上であるようなヒーローショーと同じようなイメージで、特設、仮設のステージが設けられています。
キャラクターショーは子供が楽しむものというイメージがありますが、そんなちびっ子の夢で清められた聖地に、はたして我々、大友(大きなお友達)が足を踏み入れても問題ないのでしょうか?
こんな疑問も浮かんできて当然です。確かに会場のパワーバランスは圧倒的にちびっ子優勢。会場やショーの内容、規模にもよりますが、比率はちびっ子5、親御さん3、大友2くらいの比率になっています。
「今日は大きなお友達もいますねー!」
昔はキャラクターショーに成人男性が赴くと、お姉さんからこんなセリフが飛んできて胸に刺さることも多々ありました。いえ、ご安心ください。最近は普通です。最近のよく訓練されたお姉さんはあえて触れないようにしてくれるため、先制攻撃を食らう心配もありません。心ゆくまでプリキュアショーを楽しみましょう。
しかし、プリキュアショーに臨む前に「プリキュアショーは誰のものなのか?」ということを忘れてはいけません。これは複雑でナイーブな問題です。皆さんはどう思いますか? プリキュアショーは誰のためのものなのでしょう。
これもまた真理ですが、誰に向けているのかは、明白です。それはちびっ子のため。プリキュアに憧れて、プリキュアを応援したいと願うちびっ子(メインターゲット層)に夢を与えるのがプリキュアショーの役目であるのです、「今日はプリキュアに会えるんだ!」「今日はプリキュアと握手ができるんだ!」と、会場は目に見えない夢の質量で満たされていきます。
そして、プリキュアのショーでは必ずプリキュアは一度ピンチになります。そこで必要になるのが、ちびっ子たちの声援です。
「ピンチなプリキュアを、私がたすけなきゃ!」
「ありがとう! みんなのおかげでたすかったよ!」
そうなのです。主人公は敵を倒すプリキュアではありません。目の前で戦い、傷つき、倒れたプリキュアにもう一度戦う力を、祈りを届けたちびっ子たちこそ、プリキュアショー本当の主人公なのです。
しかし、大きなお友だち(サブターゲット層)もまた夢を抱いて流れ着いた猛者たち。はるばるプリキュアを応援しにきたのに、ショーに参加してはいけないの? となります。これは各自ジャッジが異なるところです。
「こっちも真剣にプリキュアを応援している」、その気持もわからなくもないのですが、逆の発想で貴方がちびっ子だったとしたら、知らない大人がカメラを構えながら自分の隣で大声を出していたらきっと怖くなってしまいますよね。もしかしたらプリキュア自体へのトラウマとなってしまうかもしれません。だから、アウト。
小さなお友だちは、守るべき未来のプリキュアです。
そこで、こう考えてみてはいかがでしょうか。プリキュアショーに「参加する」のではなく、プリキュアショーを「見守る」。ちびっ子たちの夢を壊さぬように、未来のプリキュアを守るためにショーを「見守る」。これが我ら大友が歩み、守るべき道。ショーの主催者と、ちびっ子と、親御さんと共存するための道なのであると。
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・ステージの近くは家族やちびっ子に!
・握手はちびっ子たちが終わってから!
・ちびっ子にカメラやビデオを向けない!
・ボルテージが上がっても大声をあげない!
・盛り上がるのはアフターで!
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小さなお友だちはプリキュアです。そして貴方は未来のプリキュアの守り手です。お近くのショー会場へ赴く際は、清き心で、道を守って望んでくださいね。
プリキュアショーやプリキュアのイベント一覧[キャラクターショーファンサイト]
(キュアコグレ)
(イラスト:ウチの嫁)
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