【大きな画像や動画はこちら】
ウクライナのリアル・バービーちゃん(最近は「スペース・バービー」ちゃんと自称している)と言えば、ヴァレリア・ルカノワさん。そんな彼女と、彼女のリアル・バービーとしてのポジションを脅かす存在として注目され始めているアリーナ・コバレスカヤさんが、意見を衝突させているとJezebelが伝えました。
ご存知の方も多いかもしれませんが、ヴァレリア・ルカノワさんという人物に軽く触れたいと思います。
まず、ヴァレリアさんは、食べ物は口にしません。以前はフルーツをスムージーにして飲んでいたようですが、最近は水と流動食を時々口にするだけで生きているそうです。また、結婚していますがセックスはしません。そして、タバコや酒といった嗜好品もたしなみません。
そして、実は宇宙人なんだそうです。
そんな不思議ちゃん要素一杯のヴァレリアさんを追い抜く勢いで人気急上昇中なのが、同じくウクライナ在住のアリーナ・コバレスカヤさん。(ウクライナは本当に美人が多い!)
彼女は、整形等は一切せず、徹底的に日焼けを避けることでミルクのような白い肌を保ち、コンタクトレンズで目を大きくしているのだそうです。確かに、ヴァレリアさんと比較すると、リアル・バービーでありながらも人間らしい雰囲気が漂います。
そんなふたりは、かつて友人関係にあったようですが、今は意見を衝突させているらしいのです。
ウクライナ南部のオデッサに住むアリーナさんは、心理学とソーシャルワークを学ぶ大学生です。18ヶ月前にあるボールジョイント人形のイメージに惚れ込んだことから人形メイクに目覚めたと言う彼女。目を人形のように大きくするメイクが友人たちに評判だったので、リアルバービーになろうと決めたのだそうです。そして、先日行われたインタビューにて、かつての友人であるヴァレリア・ルカノワさんに対する気持ちを明かしました。
---------------------------------------
「彼女は私が話したいとか、友達になりたいと思う人間ではありませんでした」
---------------------------------------
アリーナさんの日常を追った動画によると、幾つかの誤解が原因で、ヴァレリアさんとの間に修復し難い亀裂が生じたそうです。
ヴァレリアさんは、人形としての完璧な容姿を追求するのなら整形手術も厭わないという考えを持っているようで、豊胸手術の他、48センチという人間離れした細いウェストを手に入れる為に(真偽の程は定かではありませんが)肋骨を1本抜いているとも言われています。
また、「子供をもつこと事態に深い嫌悪感がある」とか、「最悪の事は、家族というライフスタイルを持つこと。私なら、拷問されて死んだほうがマシ」なんて過激な発言で世間を賑わすことも。
かたや、アリーナさんは、前述のようにメイクと日焼け予防だけでリアル・バービーになり、「結婚したら子供を2人生みたい」と話しているので、お互いの考えが相容れないのはしょうがないのかもしれません。
ヴァレリアさんはウクライナの実業家で建築業を営む幼なじみの男性と結婚。彼女は「けだものの様な衝動」を持ち合わせないので、性行為はしないようです。その代わり、オープンリレーションシップ(自分たち以外の誰とでも関係を持って良い)という関係を築いているのだとか。
一方、アリーナさんは、現在彼氏募集中。恋人となる男性には、知性とカリスマ性、目的意識と優しさを求めているそうです。将来は自然に囲まれた家で暮らしたいと考えているそうです。モデルとして世間に注目されることを生業としているスペース・バービーのヴァレリアさんとは、大きく異なる人生観を持っているようですね。
ところで、ヴァレリアさんは、「リアル・ケン」として知られるニューヨーク在住のジャスティン・ジェドルカさんとも仲が悪いそうです。なにやら、「奇麗だとは思うけれど、唇が変」とジャスティンさんご自慢の整形唇を酷評しており、ジャスティンさんも、「ヴァレリアは可愛いけれど、生きた人形というよりイリュージョニストであるという現実を受け入れていない」と話しています。
人形のような完璧な外見を追求するリアル・バービーやリアル・ケン。同じ志を持つ物同士でありながら仲良くなれないのは、個々のバービー観の違いが原因なのでしょうか?
Human Barbies Hate Each Other, Prepare For All-Out War[via Jezebel]
(中川真知子)
関連記事
- 強い精神力で次世代への可能性を開く:沖縄で女子プロサッカーチームをつくる発起人の転機
- A型野郎が『クラッシュ・オブ・クラン』にハマると、整理欲がハンパじゃない
- 羽田発リゾート行き。「週末は海外で過ごす」が浸透中