先日、フロリダスタジオを突然閉鎖した、映画『タイタニック』や『トランスフォーマー』等の特殊効果で知られる米大手VFXスタジオ「デジタル・ドメイン」が、アメリカとカナダで連邦倒産法第11章を申請しました。 Varietyが報じたところによると、カリフォルニアのベニス本社とバンクーバー支店を1500万ドルでSearchlight Partners Capitalに売ることに同意したとのこと。また、同サイトによるとHudson Bay Master Fund率いるシニア債券持有者達が、スタジオの営業を継続する為に2000万ドルの資金調達をすることに合意したそうです。 談話は以下より。
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ワクワクしていますね。これは新しいチャプターの幕開けです。デジタル・ドメインは生まれ変わるのです。私に取ってこれはスリルでもあり、安堵でもあります。
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最近のプロモーションでデジタル・ドメイン・プロダクションズのCEOに就任したエド・アルブリッチ氏はこう語ります。 ---------------------------------------
この数週間は心情的にジェットコースターに乗っているような感じでした。しかし、我々がやっていることに再び集中出来るようになったので、最高ですよ。
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なお、売却と資金調達には裁判所の認証が必要とのこと。 デジタル・ドメイン本社並びにバンクーバー、サンフランシスコベイエリアのスタジオに勤めるスタッフの給料と特典は維持されるそうです。
[via Variety] (中川真知子)