1分間に40匹の魚を時速35キロで空へ放つサーモン・キャノン
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別にサーモンを砲弾にして戦争しようってわけじゃないですよ。

人類が人を月まで送り送り込んだのが1969年。あれから65年も経ちますが、近年まで現代技術を駆使しても容易にできないことがありました。それはサーモン(鮭)を近くのダムの中まで効率よく送り込むことです。

水力発電ダムができてしまったせいで、サーモンたちは生まれ故郷の上流まで遡上することができなくなってしまったのです。これをどうにかするために生み出されたのがこの「サーモン・キャノン」。サーモンを吸引して、サーモンをぶっ飛ばすのです。



長いホースの先からサーモンが高速で宙に飛び出す姿は美しいですね!

動画25秒辺りでは、生きたニジマスをサーモン・キャノンにぶっこみ、250フィート(76.2メートル)移動させる実験の様子も見られます。

元々は果物用に作られた技術だそうですが、これまでの「トラック、船、ヘリコプター」などを使ってサーモンをダムまで移動させるよりもずっと現実的なやり方だそうです。なんだかチューブ型のウォータースライダーみたいで、もしかしたらサーモンも楽しんでいたりして。

もっと(変な)キャノンが見たい!という方は、ポーランドのゴミ箱キャノンや、『AKIRA』ぽいミュージックビデオのおっぱいキャノンもどうぞ。


Salmon Cannon Shoots Fish At 22mph[via Kotaku]

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