【大きな画像や動画はこちら】
ついに来週末公開となる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。今作は、原作知識はもちろん、これまでのマーベル映画を観ていなくても大丈夫な予備知識不要な非常に見やすい作りの映画。
しかし、原作となったアメコミの知識を少し入れてから映画を見たいという方もいるはず!
ということで、今回は映画を観る前に知っておくときっと楽しい原作コミックのキャラクター設定を、映画の重大なネタバレにならない程度にかる~く紹介いたします。
それでは早速、「アベンジャーズ」や「X-MEN」も「スパイダーマン」もいる地球を含んだ宇宙全体の平和を守るヒーローチーム「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー(以下ガーディアンズ)」と仲間たちの原作コミックでの設定をご紹介!
映画ではトレジャーハンターという名の盗賊
ピーター・クイルは元NASA宇宙飛行士候補生で、エイリアンによって自我を持つ船「シップ」を与えられ宇宙の警官「スターロード」に任命された男。二丁拳銃の使い手で、 身体能力が高く、頭もキレるがスーパーパワーは持たないヒーロー。
とあるヴィランとの戦いで、その「シップ」をぶっ壊され、宇宙の監獄に囚われるが、ヒーロー「ノヴァ」に救出され、エイリアン間の大戦争に2度参戦し活躍。サイボーク・エイリアン「ファランクス」との戦争時に率いた囚人部隊をベースに新たな宇宙戦争を未然に防ぐために宇宙の平和を守るチーム「ガーディアンズ」を結成。
映画では親をサノスに殺された設定
ガモーラは、サノスの養子であり、「銀河で最も危険な女」の異名を持つ女戦士。戦闘の達人で、ヴィラン「サノス」によって施された改造により超人的筋力とスピードと自己再生能力も得ている。
サノスを裏切り、スーパーヒロインとして活動を開始。また、超セクシーキャラでもあり、先述のノヴァや「アイアンマン」とも肉体関係を結んだ。
ファランクスとの戦争時に、スターロードの囚人部隊と共闘、後にスターロードにスカウトされ「ガーディアンズ」に参加。
映画では家族をサノスに殺されたエイリアンという設定
ドラックスは、サノスによって家族もろとも殺された地球人の男が、サノスの父と祖父によって肉体を移し替え、作られた対サノス用の暗殺者で、幾度と無くサノスの前に立ちはだかる。ナイフの達人で超人的筋力とスピードと自己再生能力という先述の緑の人にかなり近い能力の持ち主。ちなみに人間だった時は、サックス奏者だったらしい。
ガモーラ同様、戦争時に囚人部隊と共闘、後にスカウトされ「ガーディアンズ」に参加。
映画では宇宙の無法者という設定
ロケットは、元は「ハーフワールド」と呼ばれる遺伝子改造を受けた喋る動物の住む惑星の警備隊長だったが、とある事件の後、母星を離れ放浪。不法侵入罪で囚人となっていたところ、「スターロード」の部隊にスカウトされ活躍し、後に「ガーディアンズ」にも加入。
射撃と戦術の天才であることに加え、アライグマの嗅覚等を持つヒーロー。とにかく気性が荒いけど、義理堅くて良い奴!
映画でもロケットの相棒
惑星「プラネットX」からやってきた木人エイリアン。実験用に地球人を誘拐しようとした過去を持ち、「コレクター」によって地球で捕らわれていたが、後に宇宙に帰り、謎の理由で囚人なっていた頃にロケットと友人となり、囚人部隊に参加、そのまま「ガーディアンズ」のメンバーに。
超人的筋力と再生能力を持ち、身体を急速に成長させることができる。最近は心優しい穏やかなキャラとして描かれ「私はグルート」としか言わず、主にロケットが通訳するが、普通に喋ってた時期もあった(理由不明)。実は高貴な生まれ。
アダム・ウォーロックはガモーラの元恋人
以上が映画にメインで登場する「ガーディアンズ」のメンバーの原作での設定ですが、原作ではこの他にも、エネルギーを操る超強力なパワーを持ちサナギ化して進化もできちゃう人造人間ヒーロー「アダム・ウォーロック」や、お馴染みの戦う社長「アイアンマン」などなど多数のヒーローが在籍しました。
せっかくなので、スターロードを救い、ガモーラとセッ○スし、ガーディアンズ結成のきっかけも作ったヒーロー「ノヴァ」も紹介しておきましょう!
映画に出てくるのは「ノヴァ・コーズ」の人たち
「ノヴァ」ことリチャード・ライダーはごく普通の高校生だったが、瀕死のサンダー星人ローマン・デイ(映画に登場)を助けたことをきっかけに宇宙の平和を守る民兵組織「ノヴァ・コーズ」のメンバーに選ばれ、ローマンの能力を引き継いで変身。
超人的筋力、スピードに加え飛行能力、エネルギー放射能力獲得し、宇宙の平和を守るため活躍。スターロードの戦友であり、一時期、地球のヒーローチーム「ニュー・ウォーリアーズ」にも参加していた。現在は2代目の「ノヴァ」が活躍中。ちなみに、映画に登場する「ノヴァ・コーズ(ノバ軍)」は原作と結構違うけど、別のカッコよさがあるので......お楽しみに!
これで今回のキャラクター設定の紹介は終わりですが、ここまで見てきて、原作コミックが気になってきた......という方もいるでしょう。そんな方のために、オススメの原作本を3冊紹介しておきます。
まずオススメなのは、先程ちょっと説明したスターロード率いる囚人部隊の結成と活躍を描く『Star-Lord: Annihilation - Conquest』。映画の原作として挙げられているダン・アブネットとアンディ・ラニング版「ガーディアンズ」の序章にあたる作品で、ジェームズ・ガン監督が影響を受けた映画として上げた『特攻大作戦』的なストーリーが展開。残念ながら未邦訳。買うなら手頃な電子版がよいでしょう。
続けてオススメするのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: プレリュード』。まさに予習用という一冊で、映画版設定の前日譚を3話収録している他、「ガーディアンズ」のメンバーが原作コミックに初登場した頃の各エピソード(スターロード以外)、さらにスターロードのオリジンを語り直したエピソード(この話はネタバレ度が高いので気になる方は映画を見るまで取っておいてもいいかも)を収録。こちらは小学館集英社プロダクションから日本語版が発売されたばかり!
そして最後の一冊は『ロケット・ラクーン&グルート』。ロケットとグルートが初登場したエピソードの他、ハルクと共演したエピソード、ミニョーラによるロケットの単独ミニシリーズ、ガーディアンズが一時解散していた時期の二人の母星への帰郷の旅を描く絵が超かわいいミニシリーズを収録。こちらは日本語版がヴィレッジブックスから9月13日発売予定!
とりあえず、これくらいの知識があれば原作に合わせた所も変えたところや、小ネタなんかも見つけられてけっこう楽しめるはず! あとは、早めにチケットを買っていい席を取っておくのがいいでしょう。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、9月13日(土)公開予定!
All Marvel Characters and the distinctive likeness(es) thereof are Trademarks & Copyright © 1941 - 2011 Marvel Characters, Inc.
Guardians of the Galaxy (Earth-616)[Marvel Database](画像)
Peter Quill (Earth-616)[Marvel Database](画像)
Gamora (Earth-616)[Marvel Database](画像)
Arthur Douglas (Earth-616)[Marvel Database](画像)
Rocket Raccoon (Earth-616)[Marvel Database](画像)
Groot (Earth-616)/Gallery[Marvel Database](画像)
Richard Rider (Earth-616)[Marvel Database](画像)
Adam Warlock (Earth-616)[Marvel Database](画像)
(傭兵ペンギン)
関連記事
- これが愛だZ! 『聖闘士星矢 ウォッチ』で小宇宙を燃やせッ!
- 『アメイジング・スパイダーマン2』ブルーレイ&DVD発売に合わせてシビれる壁画アートが登場!
- 感謝の気持ち、伝えてる? 離れていても簡単にできる新しい「親孝行」