ワイヤレス・モーションコントローラー搭載のエフェクターがすごい...。
サンプリングされた機械音などを小刻みに入れ込むダブステップ。ただでさえ再現するのには難易度が高そうなジャンルであるのに、それをバンドで再現することに成功している動画がこちら!
【大きな画像や動画はこちら】
こちらの動画は、シカゴの4人組バンド Pinn Panelleにより投稿されたもの。エフェクターなども多用し、バンドサウンドで見事ダブステップを再現しているのには驚きです。
中でも、ベースの人が時折プレイしている、ワイヤレス・モーションコントローラー搭載のSource AudioのHOT HAND3というエフェクターがやっぱり目を引くと思います。
動きが激しくてぶれる...
画像にするとわかりにくいのですが、指先に取り付けたセンサーによって、ピッキングやストロークなどに合わせてエフェクトを変化させる事が出来る優れものなのです。
こちら右側にあるのがSource Audio HOT HAND3
一見、簡単そうに見えますが、エフェクトのかかり方などを熟知していないと、思ったときに思ったサウンドをならすことはできません。このことからも、技術力の高さを知る事ができますよね。
ひとまず、どれだけの再現力かがわからないと思いますので、元ネタであるスクリレックスの楽曲もお聴き下さい!
スクリレックスの元曲の方が曲としての完成度と言うか洗練されている印象を受けますが、ベース部分で表現している箇所に関して言えば、Pinn Panelleのバージョンの方がキレがよいと感じます。それにしても、ここまでの再現力、非常に技術力がないと勢いだけで出来るものではないですよね! カッコイイ!
Pinn Panelleは、スクリレックス以外にも、イギリスのダンスミュージックグループNeroの『Promises』(元曲)をカバーした動画なども投稿していますが、オリジナルアルバムも発表しており、そちらもなかなかステキです!
割とうるさめの楽曲などもありますが、シンセ担当のメンバーがいるため、エレクトロやダブステップの要素が上手く取り入れられていて、幅広さを感じる楽曲が特徴的です。
Pinn Panelleは残念ながら、飛び道具の様なベースプレイを見せてくれたベースのネイサンと、キーボードのヨナは昨年脱退してしまったとのこと。その後もメンバーチェンジがあり、オリジナルメンバーはギター・ボーカルのデレクだけになってしまったようです。
そんな不安定な中でも、ハイクオリティなカバーはもちろん、様々なジャンルを織り込んだナンバーが、今後さらに発表される事に期待です!
Skrillex - Scary Monsters And Nice Sprites (Live Cover by Pinn Panelle)[YouTube]
SKRILLEX - Scary Monsters And Nice Sprites[YouTube]
Hot Hand Wah + Hot Hand 3 Combo[Source Audio Online Store]
(イチカ)
関連記事
- ニャンと快適なんだ?ネコの気持ちがわかるのかな?
- 現役ウェディングプランナーに聞く、仕事を円滑に進めるためのタブレット活用術
- 未来のイノベーターにフレフレ。村田製作所チアリーディング部に込められた想いを聞いた