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ホラー映画の楽しみの一つは、画面に広がる赤にあると、私は思うのです。

フラグが立ちまくって、ついに殺人鬼登場! といっても、まだ血は出ません。殺人鬼の姿を見て、驚いて吐血して失血死? ...ないですね。あるいは、びっくりして転んで脳震盪? それはコメディ...。そう登場だけでは血は出ません! 血が出るのは何故か? そこに武器があるからですよね。


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カナダのWatchMojo.comさんが「ホラー映画に登場する武器10選」を選定しましたので、好きなホラー映画と武器を妄想しながら楽しんでみましょう。ちなみに敵を倒すための武器もランクインしてます。



■第10位 火炎放射器(登場作品:怪人スワンプ・シング/影のヒーロー)

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ファイヤーッ! 


DCコミック原作のスワンプ・シング。アラン・ムーアが関わっているのでアメコミファンは知っているかも? 実写映画の方は、あまり日本で知名度はあまり高くはありません。エルム街の悪夢スクリーム同じ監督なので、アメコミ好きの方もホラー映画好きな方も、きっと楽しめる作品です。




■第9位 ブームスティック あるいはショットガン(登場作品:死霊のはらわたシリーズ)

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This is ... my BOOMSTICK!で有名なあのシーン


ブームスティックは、ショットガンの英語圏スラングです。

実写映画「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ監督の初の長編デビュー作。「死霊のはらわた」「死霊のはらわた2」「キャプテン・スーパーマーケット」の3部作に、2013年にはリメイクも公開されている死霊のはらわたシリーズは、ホラー映画あるいはカルト映画好きなら一度は聞いたことがあるはず。

クトゥルフ神話に登場するネクロノミコンが重要アイテムだったり、波動砲かと思うほどの威力の銃だったり、中世にタイムスリップしたり、自由度が高く誰かとワイワイ見るのもオススメできる作品です。




■第8位 杭(登場作品:ドラキュラ)
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打つべし! 打つべし! 


ドラキュラを倒すには、寝てる間に心臓に杭を打つ事。動画内で紹介されていた映画は、1992年に公開されたハリーポッターシリーズでシリウス・ブラック役だったゲイリー・オールドマンとシザーハンズでキム役だったウィノナ・ライダーが主演。ラブロマンスの方が近い感じの作品なので、ホラー映画が苦手な方にもオススメです。




■第7位 手鉤(登場作品:ラストサマーシリーズ)

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袖から延びるきらりと光る...それは


手鉤って何ですか? という方の為に解説しますと、魚市場とか漁港などで、マグロなどの大きい魚のエラにひっかけて、すーっと引きずるフックみたいな道具、見たことありませんか? アレです。

スクリームと同じ脚本家ですので、スクリームが好きで本作を知らなかった方は、ぜひ! ちなみに1992年公開のキャンディマンも愛用してます。




■第6位 鎌(登場作品:チルドレン・オブ・ザ・コーン)

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鎌は死神の専売特権じゃないですよ


舞台が田舎町なので、クワなどの農具が武器になってます。キャリーシャイニングミザリー、そしてあの名作、スタンド・バイ・ミー、上げたらキリがなくなりそうなスティーヴン・キング原作です。

見知らぬ田舎の子供だけの村、そこのトウモロコシ畑で、謎のカルト宗教を狂信する子供達に殺されそうになる。子供の殺人、それだけでゾーッとしませんか? ちなみに邦題などの関係で分かりづらいのですが、シリーズで計8作も作られています。




■第5位 斧(登場作品:アメリカン・サイコ)

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薪じゃなくて、頭割っちゃった! 


ウォール街の銀行で、ヴァイスプレジデントを務める主人公は、一方で快楽殺人を繰り返していたのであった...。

ダークナイトでブルース・ウェイン/バットマンを演じたクリスチャン・ベール主演。浅はかな信頼と友情、そして無くなってゆくアイデンティティー。主人公の心理描写、80年代後半の時代に対する皮肉を描いている作品で、見てるこちらも清々しい気持ちになるほど豪快です。

ブラックコメディや社会風刺、サスペンスが好きな方にオススメ! 

他に斧を使う作品といえば、1980年公開のシャイニング、斧で破壊したドアから覗くシーン...有名ですよね。




■第4位 チェーンソー(登場作品:悪魔のいけにえシリーズ)

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何故か可愛いんですよ


この記事読んだ方は、これから「チェーンソーって、13日の金曜日だよね」「ジェイソンって、チェーンソーのやつでしょ? 」なんて言わないで下さい。チェーンソーは、悪魔のいけにえシリーズに登場する、ある意味ピュアピュアすぎる殺人鬼レザーフェイスの武器ですからね! 

余談ですが、半冷凍状態とかじゃなかったら、チェーンソーで、肉ってうまく切れないと思うんですよ。でも、しかし、爆音のエンジンと重厚感あるチェーンソーを振り回すレザちんに、思わずうふふ、これでいいのです。先ほど第5位のアメリカン・サイコでも、クリスチャン・ベールが何故かパンツ一丁でチェーンソー持って走ります。




■第3位 マチェット(登場作品:13日の金曜日シリーズ)

マチェット マチェテ マチェーテ マシェット ジェイソン 13日の金曜日 映画.jpg

我らのアイドル、ジェイソンの武器はマチェット!


マチェテ、マチェーテ、マシェットなどなど、発音いろいろありますが、まあ大きい包丁...みたいな刃物です。主に中南米でバナナとかサトウキビを収穫する時に使ったりするそうです。密林地帯などにいる兵士さんも持ってるらしいです。

と、言っても実際ジェイたんは、臨機応変に様々な武器を使うんですよね。時には、その逞しい腕でステゴロだったり...




■第2位 包丁(登場作品:ハロウィンシリーズ)

包丁 マイケル・マイヤーズ ハロウィン 映画.jpg

結構、大きい包丁ですよね


作中で、マイケルが初めて殺人を行ったのは6歳その時から愛用しているのが包丁。何だかしょぼくない? なんて馬鹿にしちゃダメですよ! ヒッチコック監督のシャワーシーンが有名なサイコでも、包丁が使われています。

ある日、ふと気が付いたら包丁が無い。「あれ? どこ? も、もしかしてマイケルが家に!?」なんてドキドキ感を日常的に感じやすいのは、やっぱり包丁が一番じゃないかと思います。包丁を握った時に、ふとマイケルが浮かぶ。そんな恋みたいな感情を楽しめるのも、やっぱりマイケルが包丁を武器にしてくれたおかげだと思います。

ちなみにマイケルも包丁だけではなく猟銃を手にした時なんかは撃たないで、そのまま刺すという惚れ惚れしちゃう程の怪力を見せてくれましたが...やっぱりマイケルは包丁だよね。

では、恒例の番外編、一気にご紹介! 




車 デス・プルーフ in グラインドハウス クエンティン・タランティーノ 映画.jpg

車(登場作品:デス・プルーフ in グラインドハウス)


キル・ビルなどで有名なクエンティン・タランティーノ監督の作品です。70年から80年代のB級映画をオマージュしており、あえてフィルムの傷や画像ノイズ、音割れを再現するなど、意外なところが凝っている映画です。


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縄(登場作品:フッテージ)


エミリー・ローズ地球が静止する日のスコット・デリクソン監督の作品です。

ノンフィクション作家が新作の為に一家惨殺事件の現場となった家に家族で引越ししたら、スナッフフィルムを見つけて、さあ大変だ! といったストーリーです。縄と言うのは作中に登場する首つり死体で使われています。内臓ぐちゃぐちゃとか目玉ぽーんっ! とかじゃないのに、首つりシーンは精神的にジワッと来ますね。


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ネイルガン(登場作品:死霊のはらわたリメイク版)


ネイルガンって、爪を可愛くしてくれるネイルの...じゃないです。釘を打つ道具です。時々、洋画で見かけるのですが、皆様分かりますでしょうか? でも日本は安全装置がついているので、撃てません。って、そもそも人に撃っちゃダメですよ? 


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電動ドリル(登場作品:THE SLUMBER PARTY MASSACRE)


日本未公開映画なので、直訳すると「パジャマパーティー大虐殺」です。

ベートーベン」というセントバーナードが登場する動物コメディ映画、ご存知の方いるでしょうか? その脚本家のエイミー·ホールデン·ジョーンズが監督を務めた映画。元々受け狙いというか、パロディ、ユーモア、といったコンセプトで出来上がった映画らしいです。

劇場未公開でいいのでソフト化して欲しい気になる作品です。




■第1位 鉤爪グローブ(登場作品:エルム街の悪夢シリーズ)

鉤爪手袋 鉤爪グローブ フレディ・クルーガー エルム街の悪夢 映画.jpg

お茶目でユーモアがある元ロリコンのフレディ・クルーガーさん愛用の鉤爪グローブが第1位に!


さっくりと解説しますと、フレディは夢の中に出てきて、夢の中で対象者を殺すんですが、現実でも同じように死んじゃった! となるんです。この10選で、ある意味一番人間離れしてると思います。

顔はケロイドで爛れていて、赤と緑のボーダーセーター、茶色い帽子、そして鉤爪グローブが特徴。ロリコン故に事件を起こしてしまい、その親たちから殺され、こりごりしたのか、死んで能力を得てからは、ハイティーンを狙うようになり、恐怖をエネルギーにする為に、あえて殺さないで悪夢を見せ続け、疲れ果てたところを殺すのですが、その悪夢が何ともユーモア満載。

バスタブのシーンが有名ですが、私は鉤爪でキィイイッ! と引っ掻き火花散らせるシーン、フレディさんがセクシーに見えるので好きです、はい。エルム街の悪夢シリーズにハマると、寝る前に「フレディ出ますように」とわくわくしながら眠れて楽しいですよ! 




一部、私のホラーキャラ愛が混入してしまいましたが、今回ご紹介した映画は、ホラーが苦手な方にも、オススメしやすいモノばかりだったと思います。

今回も血のバレンタインのハリー・ウォーデンさんが登場しなかったので、少々心残りでした...。愛用のツルハシ、結構いいと思うんですけどね。また、SAWやワナオトコなど、厳密にいうと武器ではなくてトラップなので、今回ランクインしなかったのかなと思っていますが、計算された仕掛けやトラップを見るだけでもワクワクしますよね。

この記事を読んだ皆様は、今後、武器にもよーく注目して見て下さいね! きっと今までよりホラー映画が楽しくなるはずです! ちなみに今回登場した映画が気になる方は、ホラー映画のマスク10選もオススメです! 


Top 10 Iconic Horror Movie Weapons[YouTube]

紅緒

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RSS情報:http://www.kotaku.jp/2014/12/top10-iconic-horror-movie-weapon.html