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コタク・ジャパンの中の人+αが選ぶ「2014年ベスト音楽」
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コタク・ジャパンの中の人+αが選ぶ「2014年ベスト音楽」

2014-12-30 00:30
    コタク・ジャパン2014年ベスト


    アマゾンの音楽ベストセラーは『アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック』(執筆時現在)と、音楽界でも「レリゴー」旋風が吹き荒れましたが、皆さんが2014年に一番聞いたアルバム、曲は何でしょうか?
     


    【大きな画像や動画はこちら】

    コタク・ジャパンの中の人が選ぶ「2014年ベスト音楽」は以下より。


    ヤマダユウス型(コタク・ジャパン・ライター)

    【1位】水曜日のカンパネラ / 私を鬼ヶ島に連れてって
    【2位】especia / GUSTO
    【3位】amazarashi / 夕日信仰ヒガシズム
    【4位】Triune Gods / ≠ three cornered world
    【5位】BiS / WHO KiLLED IDOL?
    【6位】凛として時雨 ピエール中野 / Chaotic Vibes Orchestra
    【7位】Syrup 16g / Hurt
    【8位】空気公団 / 音街巡旅1
    【9位】くるり / The Pier
    【10位】ハンバートハンバート / むかしぼくはみじめだった

    千利休、ジャンヌダルクなどを韻高らかに掘り返す女性ラッパー・水曜日のカンパネラに一耳惚れした2014年でした。especiaはトレンディドラマを思わせるアーバンなサウンドでこれまたセンセーショナル。amazarashiなんてアルバム名からして賛美せずにはいられない、ウマい。反面、落ち着きたい時は空気公団やハンバートハンバート。聴覚を休ませる音楽のありがたみが沁みます。




    abcxyz(コタク・ジャパン・翻訳者)

    【1位】James Blake/Overgrown
    【2位】大竹しのぶ/Lana Del Rey/Once Upon a Dream
    【3位】Lorde/Pure Heroine
    【4位】Lana Del Rey/Ultraviolence
    【5位】Nimmo And The Gauntletts/Others
    【6位】Ylvis/The Fox
    【7位】Kasmir/Vadelmavene
    【8位】Milla Rumi/Sita mika vaan
    【9位】Robin/Boom Kah
    【10位】Die Antwoord/Donker Mag

    James Blakeの『Overgrown』は独特の浮遊感がたまらない作品。映画『マレフィセント』の主題曲「Once Upon a Dream」は、Lana Del Rey版と大竹しのぶ版で違った魅力があり楽しませてくれました。コタク・ジャパンではLordeの「Royal」のパロディ「ハイラル」を紹介していますが、元となった曲を収録するアルバム『Pure Heroine』もお勧め。10位のDie Antwoordはニール・ブロムカンプ監督の新作『チャッピー』に出演している点にも注目です。




    イチカ(コタク・ジャパン・ライター)

    【1位】80kidz/FACE
    【2位】King810/MemorisofaMurderer
    【3位】PoterRobinson/Worlds
    【4位】Fear,andLoathinginLasVegas/PHASE2
    【5位】Untold/BlackLightsSpiral
    【6位】Angerfist/TheDeadfacedDimension
    【7位】SuicideSilence/YouCan'tStopMe
    【8位】DuckSauce/Quack
    【9位】Chiodos/Devil
    【10位】三毛猫ホームレス/インターネットe.p.

    1位は80kidzらしい電子音なのにロックな『Venge』からの『Face』までを今年1番リピートしたので。2位は暗い・重い・激しいで特に『WarOutside』。3位は流行りのEDM的なキャッチャーな感じではない異質っぽさ!『Flicker』のループ感やばい。5位のUntoldは、ネクラ系頭がおかしくなるテクノで中毒性が。7位はミッチの死から新しい1歩っていうのも含めて。10位は頭から離れないヤツ!




    スタナー松井(コタク・ジャパン編集長)

    【1位】Sleep/The Clarity
    【2位】Gridlink/Longhena
    【3位】Thou/Heathen
    【4位】Anaal Nathrakh/Desideratum
    【5位】Pallbearer/Foundations of Burden
    【6位】Old Man Gloom/The Ape Of God I, II
    【7位】Electric Wizard/Time to Die
    【8位】Cayetana/Nervous Like Me
    【9位】EYEHATEGOD/EYEHATEGOD
    【10位】White Lung/Deep Fantasy

    よく聞いた順。1位のSleep20年ぶりの新曲は音がクリアになり、尺も傑作『Dopesmoker』に比べると短めなものの、煙たいリフの酩酊感は変わらず唯一無二です。2位は凄まじい速度とテクニックを堪能できる上に、演奏だけをじっくり聞けるカラオケバージョンがついているのが嬉しいのと、クールジャパンなジャケが印象的。8位はローファイな音が愛らしくて、癒しの一枚でした。MVもかわいい。




    米田智彦(ライフハッカー[日本版]編集長)

    【1位】テイラー・マクファーリン/アーリー・ライザー
    【2位】ディアンジェロ & ザ・ヴァンガード/ブラック・メサイア
    【3位】フライング・ロータス/ユア・デッド!
    【4位】ホセ・ジェイムズ/ホワイル・ユー・ワー・スリーピング
    【5位】黒田卓也/ライジング・サン
    【6位】ベック/モーニング・フェイズ
    【7位】U2/ソングス・オブ・イノセンス
    【8位】ベッカ・スティーブンス・バンド/パーフェクト・アニマル
    【9位】デーモン・アルバーン/エブリデイ・ロボッツ
    【10位】ジャック・ホワイト/ラザレット

    フライング・ロータスの正体はコルトレーンの甥っ子。一方、テイラー・マクファーリンはボビー・マクファーリンの息子。ジャズのDNAがラップとサンプリングは言うに及ばず、ボイパー、エクトロニカも混じって進化し堪能できる時代になったのだなと。ジャンルレスのセンスと即興性のフィジカルを持つテイラーはあらゆるアートの中でも今最高のイノべーター。そして、D、まさかの13年ぶりの年末駆け込み新作は嬉しさ余って2位です。




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    (コタク・ジャパン編集部)

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