ファンたちが6年もの期間を費やして制作をしている『Pokémon Uranium』(ポケットモンスター ウラン)は、普通の『ポケモン』とはだいぶ違うゲームとなっています。
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8つのジムバッジを集めたり、リオ・デ・ジャネイロ、ロサンゼルス、ヴェニスのような現実世界から影響を受けた世界が舞台となっていたりするところは普通の『ポケモン』シリーズと変わりませんが、ストーリーがちょっと変わっています。
ちょっと目つきの悪い彼が主人公
プレイヤーがプレイすることとなる主人公は13歳。後見人が主人公のことをもう面倒見切れないということで、主人公は家を出て「ポケモンずかん」を完成させるという仕事を始めるのです。
また本作には新たなタイプのポケモン「Nuclear type」(ニュークリア/原子力・タイプ)が登場します。このポケモンタイプの紹介を読んでみましょう。
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原発から漏れでた放射能により、ニュークリア・ポケモンの破壊的なパワーが解き放たれた。この新たなエレメントはタンドール地域でウイルスのように広がっている。
ニュークリア・タイプのポケモンは通常のポケモンが堕落し野生化したバージョンで、トレーナーの言うことを聞かず、眼に入るもの全てをその破壊的な力で攻撃する。
このタイプのポケモンにかつ唯一の方法は、彼らよりも先に素早く攻撃することだ。なぜならニュークリア・タイプのポケモンは不安定で、他のどのタイプのポケモンより「こうかはばつぐん」な攻撃ができる代わりに、どのタイプのポケモンよりも弱いからだ。
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ということです。またこのゲームの中では、「ポケモン・スピーチ・トランスレーター」というとても貴重なアイテムがあれば、トレーナーはポケモンと会話することができるようです。
そして難易度に関してはNuzlocke Modeというモードが存在します。
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このゲームモードでは、ひとつひとつの決断に対する結果が待ち受ける、より難しいモードです。
プレイヤーはルートごとに一匹のポケモンしか捕まえることができず、もしそのポケモンが戦闘不能となったらもう回復させることはできません。また、ゲームをより難しくするオプションが存在します。
「チャレンジ・モード」では、敵のポケモンのレベルが上がります(しかし得られる経験値は元のまま)。他にも、持っているアイテムが使用できないオプションや、フレンドリィショップからアイテムを購入できなくするものもあります。
このゲームモードはよりチャレンジングなモノを求めるハードコアなポケモンファンたちのためのものです。
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とのことで、かなりレベルの高いポケモンファンも唸らせるほど難しいゲームにもできそうです。
オンライン要素も面白そう
また、オンライン要素も存在し、『ポケットモンスター ウラン』版の「グローバルトレードステーション」で世界中のプレイヤーとトレードしたり、自分のチームを「バーチャル・トレーナー・データベース」なるものにアップロードしたりもできるようです。
この「ヴァーチャル・トレーナー・データベース」では、他のプレイヤーの制作したチームをダウンロードして、AIが操作するそのチームと対戦できるとのこと。もし相手チームが勝てば、そのチームを制作したプレイヤーがバトルポイントをゲットするとのことです。
制作に6年をかけているというこの『ポケットモンスター ウラン』、パブリックベータ版がこちらからダウンロードできますので、ワクワクしてきちゃった方はどうぞ。
Fans Have Spent Six Years Making A Pokémon Game That Feels Fresh[via Kotaku]
(abcxyz)
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