食べ物を美味しく見せるのに一役も二役も買う食器。美しい食器って、使い方やマナーにも気をつけたくなるものです。だから、食器は出来るだけ美しいモチーフやデザインを求めたいと思うのが一般的だと思うのですが、イスラエルのスカルプターであるロニット・バランガさんは違ったみたい。
io9が取り上げた彼の食器は、人体の一部が食器に溶けこんだようなデザインなんですよ。
【大きな画像や動画はこちら】
使い勝手が悪そうな飛び出た指がしっかりとティーカップを掴むソーサーとカップ一体型食器(奥)
物欲しそうに少しベロを出した口が貴方の食欲を大いに減退させるダイエットお助け食器
飲んだものを吹き出したくなる口付カップ
指が土台になっている洗いにくそうな主婦泣かせのティーポット
Bored Pandaに書かれたアーティストのコメントは以下の通りです。
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生物と静物のぼやけた境界線がこの作品の興味をそそる部分なのです。人々を魅了し、怖気づかせ、そして考えさせるのです。
この「静物」と「生物」が一つに組み合わさった作品で、使い勝手がいいテーブルウェアのあり方を見直してみたいと考えました。使い勝手が良く能動的...、今、テーブルウェアは活動的なオブジェクトとして感知されるようになったのです。
意思を持ち、周囲を認識してそれに反応してみせる。使われることを当然と思うことを許さず、自分自身で「どんなシチュエーションでどう行動するか」を考える力を持っているのです。
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これらの画像の詳細は元ネタサイトで見ることが可能です。ここで紹介している画像より気持ち悪い食器達をみたい人は是非チェックしてみてくださいね。
[via Ronit Baranga Sculpture via io9]
(中川真知子)
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