予告編を見た方々なら、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に登場する自動車がどれもイカれた改造車であることにお気付きでしょう。
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Jalopnikによると、本作で全ての車を担当したプロダクション・デザイナーのコリン・ギブソン氏は、ジョージ・ミラー監督に「最高なものを作れ、さもないと殺す」と言われたそうですが、本作ではマッドな車がマックスに爆走します。
まずは、その中の1台「ピースメーカー」の映像をご覧いただきましょう。
激しい登坂力に加えて、電光石火の瞬発力!
Sploidによると、この『ピースメーカー』は、直管V8サウンドで爆音を轟かせながら、急斜面でも難なく登っていく戦車。映像はアフリカでの撮影へ輸送される直前にテスト撮影されたものだそうです。
製造したのはアメリカのHowe & Howe Technologies社。車輌はアメリカ陸軍に出荷しているリップソウという実在のモデルとなっています。
標準装備は6600ccのデュラマックス・ディーゼル・エンジンですが、映画用にド派手なV8エンジンへ載せ替えているようです。
見た目だけでなくパワーも凄まじい!
なお、劇中での姿は以下。
デス・ロードにふさわしい車
ピースメーカー以外にも、本作では以下のマッドな車が登場します。
火炎ギタリストがステージに吊られる、大量のスピーカーを積んだ「ドゥーフワゴン」
悪役イモータン・ジョーが乗る「ギガホース」
ニコラス・ホルト演じるニュークスが乗り、マックスが磔にされる改造デュース・クーペ
なお、撮影には150台ほどの車が使われ、その半分が破壊されたそうです。
How The Man Behind The Machines Of Mad Max Put A Hellscape On Wheels[Jalopnik]
Crazy Mad Max car shows how bad ass it is by scaling a sand wall[Sploid]
(岡本玄介)
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