バランスが命な格闘ゲームですが、比較的高性能なキャラが生まれてしまうことはよくあります。こうした高性能なキャラは「強キャラ」と呼ばれ、当然ながら使用人口が多くなりがちです。
【大きな画像や動画はこちら】
とはいえ、「ある程度強い」キャラの場合、対人戦では集中的に対策が研究されて簡単には勝てなくなることも珍しくありません。使い手が多いということは、敵に回す人口も多いということですからね。
しかし、中には「ある程度強い」というレベルをぶち破り、対策なんてチャチなもんが断じて通じず、最終的に使用禁止にまで上り詰めてしまうキャラも稀にいます。例えば、カプコンの『ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産』の「ペットショップ」は原作の知名度もあって有名でしょう。
今回はそんな「使用禁止キャラ」となってしまったペットショップが、他のキャラとガチで対戦している動画をご紹介します。一体どれほどの強さなのか、ぜひご覧ください。
いやあ、これはもう本当に...。一体どうしてこんな性能になってしまったのでしょうか?
ペットショップは原作通り、スタンドを使う鳥(ハヤブサ)です。そのため常時浮いており、敵の下段攻撃が一部当たりません。
また、「ジャンプ」の概念がなく、レバーを上に倒すと上空に浮いていきます。最上空まで浮かぶと、一部のキャラではほとんどの攻撃が当てられません。
いざとなったら上空へ避難できる
連続技も強く、一回のコンボで6割、ゲージを使えば8割ダメージも出たりします。安定した火力も、キャラの強さに一役買っていると言えましょう。
そして何よりやばいのが、アイスィクルピック(つらら)です。攻撃ボタンを押しっぱなしにしておくことで上空に設置し、ボタンを離すことで落下させられるという技。
つらら設置中
これが弱・中・強ボタンを同時に押しておくことで3つまで同時に設置できる、威力が高い、ガード中でも設置&発射で反撃できる、しゃがみガード不能という、狂いに狂いまくった性能となっているのです。
しかも、しゃがみガード不能ながらも設置しながら攻撃ができるので、つららのヒットと同時にしゃがみ攻撃を当てれば、お手軽にガード不能攻撃が成立。こいつはメチャ許せん性能です。
一応、全キャラクター中一番防御力が低いという弱点はあるのですが、全キャラを圧倒的に上回っている攻撃性能を覆せるものではありませんでした。おかげで公式大会などではほとんどの場合、「使用禁止」という措置を受けるハメに。
人間が素手で猛禽類(もうきんるい)に勝てるわけがないように、スタンドを使える人間とスタンドを使える猛禽類では、やはり猛禽類に軍配が上がるということなのでしょうか? 世界を制する能力はDIOの『世界』ではなく、鳥類の飛行能力だったようです。
真の敵はジョースター家ではなく、ペットの鳥でした。
動画へのコメントも、「えげつない」「クソキャラ」など当時プレイしていたと思われる人たちの辛辣なコメントが目立ち、中でも海外の方からと思われる「Fuck Petshop. 」というシルバーチャリオッツの鋭い突き並に真っ直ぐな怒りのコメントにズギャーンときました。
格ゲー会でもトップクラスに「ヤバい」と評判のペットショップ、負けず嫌いな人はぜひ極めて、友達につららを落としまくってやりましょう。殴り合いになっても責任は取れませんので、人間を辞める覚悟でどうぞ。
【第3回】ジョジョの奇妙な冒険未来への遺産 南越谷対戦会19[YouTube]
(コンタケ)
関連記事
- 確定申告を高速化! 全自動のクラウド会計ソフト「freee」で16連射すると...?
- コンビニで買える! 支払い地獄を避けられるVプリカギフトの天使な使い方
- スタートアップ企業がやるべき 「PRを駆使した伝え方」とは