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美術のお時間、CI デザイン編です。

普段デザインとあまり縁がなく過ごしていると、「CI」というのは聴き慣れない言葉だと思います。これは「コーポレイト・アイデンティティー」の略でして、企業のロゴにはじまり、会社の特徴や理念などを、ヴィジュアルで解りやすくブランディングする事です。

今でも根強いファンを多く持つセガは、とても古いブランドですが、長い歴史とともに背負い込んだモノも多くあると思われます。

そこで、フランスのデザイン事務所SYN社が、セガの古いイメージを刷新すべく、一途な愛のみで一方的に新ロゴを創っちゃいました。以下のギャラリーへどうぞ! 

 
レトロ・フューチャリスティックなテイストが、温故知新といった感じ? 


ギャラリーはこちら

アーケード筐体のボタン配置や、クラウドからアイディアを得たこれらのデザイン。頼まれてもいないのに、幅広く4部門のパターンが練られています。そのプロフェッショナルな流儀に「CI」の真髄を感じずにはおれません。

しかし古典的なSEGAテキストの下に書かれた「UNITED」の文字はなんでしょう? これはどうやら、テレビゲームの販売だけではなく、アーケード、ポーカー、トイズといった各部門を、ひとつにまとめた時に使うロゴと文字なのだそうです。ちなみに現実は、パチンコや映像制作、音楽事務所やダーツバーなど色々な子会社があるんですけどね。

ちょっと前にも、フランス人デザイナー(の卵)による、オニギリ型ドリキャスのコンセプト・デザインなんてのをご紹介しましたが...もしや今、フランスで密かなムーヴメントでも起こっているのでしょうか...この動き、一体なんザマしょう?



セガへの愛でプロが勝手に創った、近未来的ロゴがCOOL[Kotaku JAPAN

How the Sega of the Future Could Look [Kotaku]

(岡本玄介)