映画『エイリアン』の地球外生命体・ゼノモーフは宇宙空間で出会いたくないクリーチャー、ナンバーワン。その悪名は宇宙だけでなく地球の私たちに広く知れ渡っています。
しかし、もしゼノモーフが私たちと同じように笑い、ちょっとした幸せを見つけるのが好きで、友好的だったら...? そんな設定のキュートな絵本『Alien Next Door(隣のエイリアン)』が登場しました。
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こちらは、io9が紹介したもの。
タイトルだけで親しみが湧く『Alien Next Door』は、アーティストのジョーイ・スピオットさんの作品で、本のアイデアは「『エイリアン』のゼノモーフが優しくって愛すべき友達だったら?」という極めてシンプルなものです。
私たちがゼノモーフへ恐怖を感じる理由に、あの攻撃的な外見がありますが、行動は原始的なので、飼いならすことは不可能ではなさそう......と感じなくもありません。
スピオットさんによると、この可愛くデフォルメされたゼノモーフは「心優しくユーモアがある」のだとか。
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この本は限られた時間で作らなくてはいけませんでした。というのも、息子が生まれた後、すぐに話をもらったんです。そして、私は息子が生まれて2週間後くらいからこのプロジェクトに取りかかりました。
子さんがいる方はご存知だと思いますが、新生児との生活は本当に大変です。そんな極限とも言える状況で完成させないといけませんでした。20世紀フォックスとTitanは最高のパートナーでしたね。彼らは自分に干渉することはありませんでしたが、スケッチやアイデアには素晴らしいフィードバックをくれました。
私は『エイリアン』シリーズの大ファンで、このプロジェクトで夢が叶ったと言えます。
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『エイリアン』のリドリー・スコット監督や『エイリアン2』のジェームズ・キャメロン監督がこの本を手に取ったかどうかはわかりませんが、キュートで愛すべきキャラクターになったゼノモーフの姿を楽しんでもらえたら、とスピオットさんは考えているようです。
Image credit: Alien TM & © 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
[via io9]
(中川真知子)
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